祭…ボランティア報告会…祭
〝牧之原一のお祭り男〟を自任する私にとって、最高に充実した1日でした!!
例年、2週間前までの市内沿岸部(静波区を除く…)に続き、本日は内陸部の各地区で秋祭りが盛大に行われました。
朝一から、まずは勝間田区に突撃! 機能性を追求した三栗町内会の「鉄骨大舞台仕様」、練りの機動力を重視した勝間上と下の両町内会合同の「巨大二輪+ねぶた飾り」…そして「ハリウッド仕様ww」の中町内会の「スパイダーマン」などなど…それぞれの特色と工夫を凝らした.屋台を見て、聞いて、撮って、堪能させていただきました!
昼前には、牧之原台地まで駆け上り…我が市の名前の由来になった牧之原地区の祭りを探索させていただきました!!
この地を開墾して大茶園を築いた徳川家家臣の興した牧之原神社を発着する…牧之原南町内会の小笠流の豪華な花屋台を生で見るのは初めてで…その美しさに目を奪われました。聞けば、真っ赤な花は、みんなが食紅で手染めしたオリジナルで3500個もあるそうです!!
これから我が市の『高台開発プロジェクト』の中心となる大曲地区の屋台にも遭遇しました! 大黒様のオブジェを載せた屋台の前で、若いお母さんたちが子どもたちと踊る地踊りの若々しさに、この地域の明るい未来の可能性を感じました。
そして、何よりうれしかったのは、どこに伺っても、級友や友人、先輩、知り合いのみなさんに出会えたり、声を掛けていただき…その場で、いろいろな昔話に話が咲いたり、市議会や市政に対する厳しいご意見や、切実なご要望をいただいたりすることです。 私だけが素面ということがほとんどなので、応対に苦慮することもありますが(笑)…これはまさに、役得というか…ありがたいことです!
東名相良牧之原ICから静岡市に向かい、午後から夕方までは前職の「NPO法人静岡県ボランティア協会」主催の『熊本地震活動報告会』に、参加しました。
今年4月14日以降に群発した大地震を受け、ボランティア協会は県社会福祉協議会とともに、熊本県嘉島町を中心にのべ180人を超える県民ボランティアを被災地に派遣し、物心両面の支援活動を行ってきました。
この場でもご報告しましたように私も4月末にボランティア先遣隊員として現地に飛び、3泊4日の日程で被災状況を取材&発信したり、その後の食料支援のための情報収集の任務にあたりました。
ただし、その後は何のお手伝いもできず、心苦しい思いを抱えてきましたが…当時お世話になった嘉島町社協や役場関係者のみなさんから…静岡県民のボランティアへの感謝のお言葉をいただき、本当にうれしく思っています。
静岡滞在わずか3時間…ボランティア関係者からの懇親会の誘いを振り切り(笑)、牧之原にとんぼ返り!! 夜は神寄区大寄の秋祭りのハイライト『田園大の字焼き』を初めて生で観させていただきました!!
今から24年前に当時30代半ばの若手役場職員だったYさんが、「広い大寄地区の住民の融和を深め、団結力を高めたい!」として考案したイベントです。竹と藁で造られた縦横11㍍の巨大な「大の字」が、真っ赤な炎を上げて鮮やかに燃えあがる姿を、これから先の自分の姿になぞらえて…ただただ感動しました!! 司会者の口上によれば、どうやらこの「大」の字は…「大石健司の〝大〟ではない」ことだけは間違いありませんでしたが(笑)…それぞれが、夢想するのは自由なのです!
幻想的なお祭りの余韻に浸っていると…大好きなYさんから「これから、みんなで私の家で飲みましょう!!」というありがたいお誘いが…。1日中、アルコールなしで飛び回っていただけに、竜宮城で歓待された浦島太郎のような恍惚感に浸ることができました!! Yさん!! 何から何まであありがとうございました! 25周年の来年は、「大の字」のメーキングの時から、取材に行きますね?
車は明日、取りに伺います!