喜びと悲しみと…
イベント満載の日曜日は早朝から、榛原高校の体育館では『第5回榛南ライオンズクラブ杯争奪剣道大会』(主催:榛南ライオンズクラブ)…相良本通り商店街では『第1回商店街で綱引大会』(主催:牧之原市商工会青年部)が、開催されました!
いずれも私に深く関わりのある大会でしたが、どちらも大変な盛り上がりで…出場した選手のみなさんはもちろん、応援の家族も、大会関係者もみんな大満足の素晴らしいトーナメントとなりました。
剣道大会は、「小学生低学年の部」が水龍舘A(吉田町)、「小学生高学年の部」が青島剣道クラブ(藤枝市)、「中学生男子の部」が御前崎中、「同女子の部」が榛原中がそれぞれ優勝しました。おめでとうございました!
一方、綱引大会の方は、とんでもないことになっていました。浜松市天竜区の女性だけのチーム「女性ですが何か?」が、予選リーグから圧倒的な力を発揮して、あれよあれよという間に勝ち進み、愛知・豊田市のトヨタの従業員(当然男子!)を中心に編成された「Initialset」との決勝戦(3本勝負)も2-1で快勝し、栄えある初代チャンピオンに輝きました! これは快挙です。
元記者の習性で、詳しくお話を聞くと…毎年、長野・飯田市と峠を挟んだ『国盗り綱引き合戦』を戦っている…筋金入りの〝猛女〟のみなさんでした! 脱帽!!
スポーツ大会の合間には、勝間田区の『勝間田城址540年祭』の例祭に今年も出席させていただきました。
地元関係者や、御殿場市印野区を始め、日本全国からお集まりの「かつまた」さんたちと平安から室町時代にかけてこの地で栄えた勝間田氏の威光に、思いを馳せました。ただし、午後に行われた静岡大学の小和田哲男名誉教授による『勝間田・相良・井伊氏の世界』という特別講演を拝聴できなかったことが残念でした。
片浜区の公民館祭りにも伺い、美味しいおしるこをいただいたり、輪投げゲームに挑戦したり…と地域のみなさんと楽しい時間を過ごしました。午後からは、防災センター2階の大広間で片浜小学校の全校児童33人のステキな合唱を聴きました。
「片小っ子」としては、これで最後の公民館祭り参加となる地元の子どもたちの片浜小学校を愛する気持ち、地域の方々や家族との深いつながりや愛情を目のあたりにして、自然と涙があふれました。手を叩いて喜んでいた満員の観衆の中にも、目を潤ませているおばあさんもいました。
いつもあたり前だった大切な風景や存在が…いつの間にかあっけなく失われてしまうという寂しさは、いくつになっても耐えがたいものです。