感動しっぱなしの土曜日
今年も牧之原市の生涯学習講座『遠州相良田沼塾』の発表会に家族で出かけました。今回が〝第23回〟。3月いっぱいで閉館となる須々木の相良公民館で行われる最後の発表会です。
田沼塾とは、旧相良町地区を中心とする老若男女の市民による趣味・教養・音楽・健康スポーツなどの生涯学習講座です。旧榛原町地区(古名はりはら)の「はりはら塾」と同様に、お菓子作り、フラワーアレンジ、水墨画、ヨガ、三味線、外国語など様々な教室が市の補助を受けて開催され、希望する市民は、講師への材料費程度の安価な謝礼だけを支払えば、通うことができるという素晴らしい塾です。
例年通り、習字や絵画、写真、そして詩吟やヨガなど…素晴らしい作品やパフォーマンスを間近で鑑賞しただけでなく…今回は、初めて私も息子と一緒に〝石鹸アート〟にチャレンジ!! 市販の石鹸に、色柄の紙ナプキンを切って、木工ボンドで丁寧に貼り付けてドライヤーで乾かすという単純な作業ですが…全部の工程を自分で完成させたという達成感がありました!
明日も15時までやっています! お近くの方、ご興味のある方はぜひぜひお出かけください!!
そして、今年も午後からは、御前崎市民会館ホールで行われた須々木区のすすき幼稚園の「生活リズム発表会」に、ご招待いただきました。こちらは今回で〝第59回〟という歴史と伝統とあふれた感動的な発表会でした。
もはや自分の孫でも不思議でない小さくて可愛らしい園児たちの素晴らしいパフォーマンスを見ていると、感動してしまって…自然と目頭が熱くなってしまいます。今年も年長組さんたちが、代々30年近くも演じ続ているチビッコ歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」が秀逸でした。
発表会終了と同時に大急ぎで帰宅して、すぐに静岡駅前の静岡音楽館AOIで開催された、「17世紀イタリア・スペイン器楽曲の草創」というクラシックのコンサートに向かいました。現地で、次男と合流し、家族4人で初めてプロの音楽コンサートを聴きました!
音楽や楽器に関する知識も素養もないので、全然うまく表現できないんですが…ただただ感動しました!! 日本では江戸時代が始まったばかりの約400年前に作曲されたという〝イタリアバロックとスペイン黄金世紀〟の名曲の数々を軽やかによどみなく演奏する素晴らしい音楽家たちの協演に胸は高鳴り、疲れた心は癒されました。
もしも生まれ変わることができたなら、「絶対に楽器のできる男になるぞ!」と決意しました!(笑)
でも本当は、今からでも始めれば、いいだけですよね…石鹸アートのように。