県知事選告示
静岡県知事選が本日8日、告示されて、現職の川勝平太氏(68)と新人の溝口紀子氏(45)による〝一騎討ち〟の選挙戦が確定しました。
この不可思議な構図に至る流れ…ほとんど水面下が展開されたさまざまな駆け引きや交渉、離合集散の現実こそが〝政治〟であり〝選挙〟なのだと改めて実感しています。。孔子の言う〝天命を知る〟年齢を過ぎてから…今、いろんなことを勉強させていただいています。
前回4年前は、新人候補の選対事務所におりました。今回は諸般の事情で関わっておりませんが、県民の共感と納得が得られる深い政策論争を期待しています。
以下は、本日の静岡新聞夕刊の2面の記事です。
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梅雨空に第一声熱く 静岡県知事選6/8(木) 12:27配信 8日告示された知事選に立候補を届け出た無所属新人の溝口紀子氏(45)と無所属の現職川勝平太氏(68)は同日午前、いずれも静岡市葵区の青葉公園で第一声を上げ、17日間の舌戦の火ぶたを切った。溝口氏は県政刷新のアピールに声をからし、川勝氏は2期8年の実績を強調して続投への支持を訴えた。
☆溝口紀子候補 刷新せねば将来ない 「危機感を持って立候補した。県教育委員長として県を見て、大刷新しなければ静岡の将来はないと思った。川勝氏は全国学力テストで最下位になって校長名を公表した。学力は向上したが、ショックは癒えず、いじめも多い。静岡市長もいじめられている。対話がない。
2014年度の経済成長率はマイナス3%で全国最下位。国とパイプが細く、お金を取りにいけていない。中小企業も切り捨てられている。農業も大変。世界ブランドにできる農産物があるが、そのためのパイプがない。
単なる選挙ではなく静岡からの市民、県民による革命だ。ジャンヌ・ダルクになり、静岡を変えたい。静岡を刷新することが県民に対する恩返しだ」
☆川勝平太候補 命守る危機管理優先 「8年間、多くの県民に支えられた。教育改革、農業改革、行財政改革、インフラ整備に取り組んだ。ーー 命を守る危機管理が最優先。障害があるなどで厳しい生活の人たちがいる。
社会福祉を充実させないと県政は成り立たない。暮らしが豊かである実感ができるようにしたい。お金に換算できるものではない。小さな喜びが幸福。幸福に満ちあふれる地域をつくっていく。富士山が世界遺産になった。
ワサビが世界農業遺産になるのも間違いない。静岡県の地域資源、静岡県が生んだ人材は1カ月に1件以上、世界クラスとして認定されている。静岡の場の力が顕在化し始めた。これから4年間で静岡県は世界クラスの県になっていく」