「引き継ぎ」のない市政!?
【辻立ち68日目】
朝から悪天候だった本日も、牧之原市内を東奔西走(右往左往?)しました。スタートは、川崎区橋向のローソン前で、1時間半、地声での元気なごあいさつの合間に、騒がしくないボリュームで短い演説を挟み込むという新機軸を取り入れてみました。これは意外と効果的でした。落ち着いて周囲を見渡せたので、これまでよく見落としていた四方の通行車からのご声援に、もれなく反応できたと思います。
その後は、休むことなく市内各地を駆け巡りました。夕方近くなって、やっと天気が回復して、遠くに美しい黒富士が見えました。急いで片浜に出て、この写真を撮りました。私はこの景色、この構図が大好きです! 隣町の建設会社が、海岸に多量の土砂を運んで、養浜工事を行っていました。作業員に詳しくお話を聞くと、災害予防のための県の土木事務所に要請で、坂口谷川の浚渫(しゅんせつ)工事で出た土砂を、侵食の著しいこの海岸の維持のためにわざわざ運んでいるのだとか…。
海岸線を管理する県が、勝間田川河口の鹿島海岸に堆積した砂を静波海岸に撒いていることは一般にも知られていますが…さらに東の吉田町との間を流れる「坂口谷川の砂礫を片浜海岸の東端に運んで、養浜に活用している」ということは、恥ずかしながら私は知りませんでした。。この4年間、好奇心と郷土愛、そして、使命感で市内全域をうろついていますが…毎回、新しい発見があります。。うれしくなります。勉強になります。
さて、明日は『平成29年度 第4回牧之原市議会定例会一般質問』が開催されます。4年間の任期満了前最後の一般質問ですが…午前9時から〝過去最少タイ〟の6人の議員による質問が行われるようです。ここ数カ月、市政や市議会に対して〝浦島太郎状態〟になりかけているので、気になって通告・公表されている質問のテーマを取り寄せてみたところ…2人の議員さんが、今議会を最後に退任される「西原市長の3期12年の振り返り」を質問されることになっていました。
私は当初、今月1日の議会初日のように後学のため、傍聴に行こうかと思っていましたが…今回の通告一覧を見て、興味がなくなりました。お辞めになる市長さんから今、「12年の成果発表」をじっくりと伺っている、時間的&精神的余裕は、私にはありません。これから先の市政運営の〝最高責任者〟が不在の場で、行われるどんな質疑応答も約束も無意味だと感じます。。それにしても市政や議会にとって、何よりも重要な定例会に、市の〝NO.2〟である「副市長職」が空席でも許される、乗り切れるのであれば…この高給な特別職の存在理由はなんでしょうか?
いずれにせよ私はこれからも、しがらみのない…そして、余計な〝引き継ぎのない〟斬新で新鮮な牧之原市政の実現を目指します!