けんGブログ
2023年6月7日 : 水を巡る「不毛の論争」

今日の早朝散歩は海ではなく、近所の秋葉山に行きました。テレビや新聞によく登場する8種類4000株のアジサイが、今まさに見ごろです!(*´∀`)♪
カロもネロもうれしそうでした。
※右下の1コマだけは、我が家の庭のアジサイです。
その後は、自宅で『静岡県中央新幹線環境保全連絡会議 第14回地質構造・水資源部会専門部会』をWeb視聴していました。やっきりしました。
気を取り直して、午後から県庁に行きました。今月29日(木)午後の一般質問に向けて、新たな作戦を練り直しました!

『静岡県中央新幹線環境保全連絡会議 第14回地質構造・水資源部会専門部会』では、相変わらず…現在山梨県内で静岡県県境まで459メートル地点まで掘り進められている高速長尺先進ボーリングで湧き出る水について、「この先、静岡県の水が出るのか?」「その場合は、出た水を静岡県に返すのか?」という不毛な議論が行われました。
専門家からは「「水質や水温など何かキーになるものを最初に 見つけておけばそのキーを使って比率が把握できる」という意見が出た一方…「静岡県側から流れ出た水だということを正確に特定するには、成分分析等で速くても1、2カ月はかかる」という見通しも語られました。
JR東海は「工事に関係なく、傾斜や地層の影響で今も静岡から山梨に流れている水が100あるとして…工事によって水の量が101になったら、われわれは増えた『1』だけお戻しすればよいのですか?」と質問。。リニア工事に対する県の責任者である森副知事は「はい! それで結構です」と即答しました。
しかし…「トンネル内に出た水を成分分析をして〝静岡の水〟であることが確定した段階でお戻しすればいいですか? かなりのタイムラグが発生しますが…」という質問には「生態系や環境に影響が出ると困りますので、いったん全部返していただいて、割合に応じて後から調整してください」と森副知事は答えました。
広大な南アルプス山脈の中を掘り進む直径20cmの保護管と直径12cmの削孔ロッドの先から出てくる地下水が…「静岡県の地表に降った雨水だった」だとか「工事をしなければ、すべて大井川の川面を流れる水になる」という前提と対処法を大真面目に議論していることが、本当に不思議でなりません。
結局、2時間以上に及ぶ今回の会議で「進展」があったとするならば…JR東海は、①JR東海は、県境まで300メートル以内の区間では湧水量や水質についての報告を週1回から毎日に改め、県と対話しながら進める ②水を戻す必要がある場合は「理解を得られた方法で静岡県側へ戻す」という方針を明言。静岡県は、これを「高く評価した」ことだけでした。
2023年6月6日 : 平岡和夫さんとのお別れ

6月1日に急性心筋梗塞で亡くなった平岡和夫さん(享年83)の葬儀が、牧之原市の葬祭場でしめやかに行われました。亡き父の同級生として、半世紀以上に渡り大石家を支えてくれた大恩人の位牌を前に、弔辞を読ませていただきました。
弔辞
本日 親愛なる故平岡和夫様の御霊に対し 謹んで哀悼の誠を捧げ、お別れのご挨拶を申し上げます
平岡さん。私は突然の訃報に深い悲しみに打ちひしがれています 正直 今でも信じられません 静岡県では前例がない珍しい病を患いながら 持ち前の強靭な体力と不屈の精神力で 長時間の大手術を耐え抜いて翌日にはリハビリを開始 どんなに体中が痛くてもこれまで通り鎮痛剤は一切拒否 医師からは「1カ月は寝たきり」だと言われていたのに すぐに歩き始めて退院することになった…というご家族の話を聞き すっかり安心していました
最期に一目お会いできなかったことが 残念でなりません
強烈な個性と指導力 そして仁義に熱く男気あふれる平岡さんは 大石家にとって大恩人でした 七年前に他界した父哲司とは 幼馴染の同級生 まさに「刎頚之友」とも呼べる盟友でした 中学卒業と当時に都会に出て行った出戻りの父が 三十七歳の若さで榛原町議会議員に当選し 地方政治家の道を歩み始めることができたのも 商工会やソフトボール協会や観光協会の中で 人脈や実績を築くことができたのも すべて軍師でもあった「平岡さんの後押しや応援があったからだよ」と聞いています 父の遺した膨大な日記や手帳のいたるところに平岡さんの名前や発言が登場します
旧榛原町のスポーツ振興協議会の会長時には 町長だった父に「水はけの良い総合グランドが欲しい」と直訴して 今のぐりんぱるが出来ました ソフトボール協会会長としても 各種の大会の誘致に尽力され これまでに日本全国から毎回4000人 通算では何万人 何十万人もの選手 関係者が この町に訪れるようになりました
榛原町 そして牧之原市の観光協会会長 飲食組合会長 そして海の家・松風荘のオーナーとして長年にわたり全国各地を飛び回り 牧之原市の誇り白砂清松の海水浴場を全国にPRしてくださいました ちょうどこの時期は 海開き前の静波海岸の波打ち際に軽トラで乗り付けて、ゴミや小石を一人で黙々と拾い集めていたのも平岡さんでした
亡き父と同じく 長く故郷を留守にしていた私の今があるのも 平岡さんのお陰です 私に観光協会の「スーパーバイザー」の肩書をくださったり 私が持ち込んだ自転車イベントの主催を引き受けてくださったり…今の私を支えてくださる親友や支援者との縁をつないでくださったり どれだけ感謝しても足りません
「哲司さんには本当にお世話になったし 立派な政治家だった でもけんちゃんは まだ甘い 政治家じゃない 哲司さんの度量と寝技を見習って もっと頑張れ! 絶対に仁義を欠いちゃいけないよ」と言われた日のことを忘れません
毎年年末にパステルで気の置けない仲間を招いて 開催してくださった忘年会が楽しみでした 昨年末はコロナ禍もあったとはいえ「もうちょっと疲れた」とのことで 未開催だったことが残念でした
でも この春の選挙後の4月に 同志でパステルに伺った時には久しぶりにお会いできました 「何年ぶりかな?」とうれしそうに水割りを飲み 十八番の演歌を歌ってくださった姿が今も瞼に浮かびます
平岡さん お疲れさまでした 哲司さんは喜んで出迎えてくれましたか? これからは思う存分酒を酌み交わし 昔話に花を咲かせてください
本当にありがとうございました 心からご冥福をお祈りいたします

2023年6月5日 : 人生は何でもチャレンジ

元スポーツ新聞記者で、元bjリーグのチアリーダーで、今は会社勤めをしながら俳優になったマルチな才能にあふれた可愛い後輩の楽しい舞台を、長男マリアーノが差し入れを持って観に行ったそうです!(o^-')b
なんだか、とてもうれしくなりました。長生きはしてみるものです!(*´∀`)♪

今年も牧之原市静波の服織田神社では、地域のご家庭で不要になった雛人形や五月人形、処分に困った古いダルマやぬいぐるみ等を合同で供養して焼納する…『古人形等焼納清祓式』を6月30日(金)の15時30分から開催します。
毎年同日に斎行している…茅の輪をくぐり、罪穢れをお祓いする『夏越大祓式』に併せて、実施します。
ご希望の方は、20日までにお納めする人形をご持参の上、神社・社務所までお申し込みください。御祈祷初穂料として3000円かかりますが、後日、特製のお守り等の授与品をいただけるそうです。
各地から続々と集まって来ている古人形は、すでに御覧の通り、境内にある舞台にきれいに飾り付けられて、30日までは毎週土日の10時から16時まで、一般参拝客にお披露目しています。
お問合せや受付は、服織田神社社務所(0548・22・6133)まで、お願いします。
2023年6月4日 : 日本一〝外国人率〟が高い町

吉田町国際交流協会の総会に伺いました。「顧問」という肩書をいただいてはいますが…ワタシもネラさんも正会員です。
昨年末現在、吉田町には22カ国2125人もの外国の方が住んでいて、総人口(2万9286人)に対する比率は7.3%にもなるそうです。これは牧之原市の5%を上回り、県内最高の菊川市(7.7%)とほとんど変わらないそうです。
全国には743の町がありますが、外国人町民の数では全国で3位です。しかし、コロナ禍の一昨年から昨年にかけての1年間で外国人の人口が120人も増えて、2位の福岡・粕屋町の74人を大きく引き離して断トツの日本一だと知り、驚きました。
町内や周辺に外国人実習生を集団で雇用している企業が多いことや、市街地や商店がコンパクトで住みやすいことなどが考えられますが…とにかく、町民の13人に1人が外国人というとても国際的な町なのです。
「バブル時代とは違って、この円安、賃金安、物価高の時代に、日本を愛し、日本で暮らしたいと思ってくれるありがたい外国の方々に日本語を教え、支援してくださっている国際交流協会のみなさまに感謝しています。私も国際交流と世界平和のために、微力ですけど頑張ります」とご挨拶させていただきました。
総会の最後には、来日2年目のベトナム人実習生ファム・タイン・ヒエンさんの素晴らしい日本語のスピーチを聴き、感心しました!

午前7時の静波海岸は…〝荒波海岸〟でした。サーファーたちは大喜び!
この素晴らしい海の人気を、沿岸地域の活性化に繋げたいものです!(^^)/

昨日は、『令和5年度榛原サッカー協会総会』に、ご招待いただきました!
1種(社会人)から6種(シニア)までの24チーム(約800人)の代表が、一堂に会していて「さすがサッカーだな!」と感心しました。
総会の終了後、昨秋の『第37回静岡県キッズU-10サッカー大会』で準優勝を果たし、東海大会に出場した4種(少年)の榛南FCジュニアの本杉代表(左)に、遠勢理事長から金一封が贈られました!(^-^)/オメデトー!
2023年6月3日 : 長島ダムを調べてみた

台風2号の接近による梅雨前線の活発化で、昨日から今朝に掛けて、静岡県内でも線状降水帯が発生するなど、各地で記録的な大雨に見舞われました。磐田や島田、藤枝等で大きな被害が出ていますが…幸い、榛南地方には人的、物的被災はほとんどなかったようです。
ところで…大井川上流の長島ダムに流入する水の量が、昨夜の23時前から今朝8時までずっと毎秒700トンを超えていました。ただし、ほとんどそのまま放流しているので、ダムの貯水率はずっと42%ぐらいです。
詳細は…⇒ こちら!!
この9時間の平均流量を、毎秒800トンとして計算してみると…800(トン) X 60(秒)X 540(分)で、2592万トン!! 前後の数時間分を合わせれば…リニアのトンネル工事で減少が予測され、すべての有識者や専門家会議での議論の根拠である「毎秒2トン=年間6300万トン」の半分の大井川の表流水が、たった半日だけで海に向かって流れて行ったことがわかります!!
長島ダムは、洪水調節、流水の機能の維持、かんがい、水道・工業用水の供給を目的として2002年に完成した国土交通省管轄の高さ109m、長さ308m、総貯水容量7800万m3(トン)の巨大な多目的ダムです。
雨の多いこの時期は、貯水量を常に『洪水期間制限容量』の2100万m3付近まで低下させ、昨夜のような集中豪雨に備えています。放流量の調節による防災操作により、下流の水位を大幅に抑え、中下流域での洪水の発生を防いでいます。
「だからどうした? 我々が懸念しているのは、渇水期の水不足だぞ!」とおっしゃる方々がいます。県のくらし環境部もそう言います。しかし、長島ダムでは、雨のあまり降らない10月16日~6月15日(非出水期)は、必要な量だけ放流した上で『非洪水期貯水容量』4800万m3の水量近くを維持するように努めているそうです。
ただ、近年はダムに流入する土砂の堆積によって、計画上の貯水量が確保できなくなってきている事実はあります。周辺の中部電力の畑薙ダムや井川ダムの状況は、もっと深刻です。治水や電力の安定供給のためには、大井川水系に32個もあるダムや堰堤に溜まった土砂の除去は不可欠です。
なので、リニア関連の質問に併せて、県のくらし環境部に「リニア工事でトンネル内に湧き出てくる地下水を『命の水だから、全量大井川に戻せ!』とJRに主張したり、山梨県内で出る水まで『静岡に返せ!』と難癖つける前に、県による既存のダムの堆砂対策が先でしょう?」と尋ねると…
「一級河川管理は、交通基盤部の管轄です。長島ダムは国、発電のダムは中電が管理者です。それが『リニア工事で減少する水の代替案として…』ということであれば…田代ダムの水利権の話と同様、事業者のJRから管理者に要請すべき問題です」との返答に脱力しました。
まだまだ言いたいことは山ほどありますが…長くなればなるほど、最後まで読んでもらえないので(笑)…今回はこれで止めておきます。

昨日からの豪雨が止んだ今朝早くのことでした。
喜ぶ愛犬たちのオムツを取って、散歩に出ると…1匹の大きなカタツムリが、車道の真ん中を意気揚々と闊歩していました!
「気持ちはわかるけど…車に轢かれて死んじゃうよ!(*'ω'*)」
道端のアジサイの葉の上に、そっと戻してあげました!�
2023年6月2日 : 県内に土砂災害警戒情報

静岡地方気象台は2日午後10時20分現在、牧之原市や吉田町に、避難情報のうち二番目(レベル4)に危険度の高い『土砂災害警戒情報』を発表しました。また、『大雨警報』と『雷・強風・波浪・洪水警報』が発令中です。静岡県内各位で線状降水帯が発生するなど大変な大雨となっています。
レベル3に相当する『高齢者等避難』が発令中だった日没ごろには、我が家の外壁のヤモリも、安全な場所に避難してきました。日が暮れる前に、台所の窓ガラスに現れたのは、初めてでした。
ハザードマップで危険な区域や過去に浸水被害があった地域にお住まいの方は、避難所、もしくは少しでも安全なところ(自宅の2階等)に避難し、身の安全を確保してください。避難の際には、非常持出品をお持ちください。

2023年6月1日 : 人生の笑者になれ

ステージ4の末期がんと闘い続ける県立高校教師・榛葉達也さん(32)が本日6月1日、牧之原市勝間田区の老人介護施設『憩いの家みち』を訪れ、石津道弘家長ら職員や利用者のみなさんと親しく懇親しました。
榛葉さんは、昨年11月に石津家長が企画したい~らでの講演会で、初めて故郷の牧之原市の一般市民のみなさんを前に、自らの闘病の内容と〝生涯教師〟を貫く決意を表明しました。
以下が、石津家長のFacebookへの投稿です!(^^)
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俺は弱い男だから強い男に憧れる。榛葉達也。剣士でもある現役教師。本日、道に顔を見せてくれ、熱いメッセージをくれた。そして、約半世紀前、初の女性剣道部の大先輩とも交流が出来た。それに、先生から嬉しい報告もあった。
癌との闘い、それは俺達には想像も出来ないほどの過酷な道だと思うけど応援したい。身体を張って命の大切さを伝えるこの先生を!頑張れ、榛葉先生!
榛葉さんが、色紙に書いた『人生の笑者になれ』という素晴らしい座右の銘を、私はずっと忘れません!!

4年ぶりに開催された『第4回「まきのはら」ではしご酒』に参加しました。
私のSNSでの呼びかけに応えて、サプライズ参戦を果たしてくださったお隣の菊川市の長谷川寛彦市長、牧之原市の杉本基久雄市長、大石勝彦副市長らと同じ組で、市内南部の飲食店3店舗を楽しく回らせていただきました。
どのお店も、美味しいお酒とお料理で歓待していただき、最高のひとときを過ごすことができました。改めて、素晴らしい企画だと思いました。企画から準備、当日の運営までご尽力くださった商工会や協力店舗、関係者のみなさま! 本当にありがとうございました!!(*'ω'*)
2023年5月31日 : 御前崎港視察とリニアの話

本日は、御前崎ポートセールス実行委員会主催の『御前崎港視察会』に、ご招待いただきました!(^-^)/
午前中は、今年で開港52年を迎えた御前崎港の現状や、輸出入貨物の通関状況やコンテナ航路利用助成事業、港を利用する船会社の事業説明を、詳しく伺いました。
午後からは、許可証がなければ立ち入れない多目的国際ターミナルをじっくりと視察させていただきました。
巨大なコンテナ船の荷の積み降ろしや、欧州向けの自動車専用船へのスズキ車の乗船作業を間近で目撃できて、興奮しました!(^-^)v

リニア中央新幹線沿線の10都府県で組織する『期成同盟会』の年に1度の総会が本日開催され、昨年7月に加入した静岡県の川勝知事が初めて出席しました。
沿線の知事からは、川勝知事の強調する水資源や環境問題への懸念に一定の理解を示しつつも、静岡工区の早期着工を求める声が相次ぎました。
各知事の挨拶や意見表明の場で、川勝知事は「静岡県は一貫してリニアに賛成しております。リニアの技術は日本の誇るものであり、次世代に継承・発展させていかなければならない」と改めて自身が〝リニア大推進論者である〟という従来の立場を強調しました。
「田代ダムの取水抑制と、燕(つばくろ)沢の盛り土360万立方mと藤島沢の要対策土10万立方mを合理的に解決すれば何の支障もない」とも言い切りました。
これには、先日「山梨県内における先進ボーリング調査の中止」を要請した川勝知事に不快感を表明してきた山梨県の長崎知事も「静岡県の懸念はリニア開通に関わる重大な問題で、期成同盟会で意見を交わす場を設けるべく、まずは事務方で調整を始められたら…?」と助け船を出しました。
さらに長崎知事は「大都市間を結ぶリニア中央新幹線や東海道新幹線の各駅と高速道路を結節することで、高速鉄道利用のメリットが各地域に広く波及する。特に国際空港と高速鉄道が結節する静岡空港新駅については、これまでにない画期的な駅になると考えています」と、東海道新幹線の静岡空港新駅の構想も再び提案してくれました。
一部の静岡県民の「リニア工事は静岡県には何のメリットもない」「そもそもリニアなんか要らない」という声に配慮したこの画期的な発言に対し、他の府県の知事からは異論も反論も出ず、むしろ好意的に受け止められていましたが…肝心の我が静岡県知事は「空港新駅の可能性の話は本当にありがたい、ただ空港自体も大井川の水に頼っている」「たくさんの水を使っている会社がある、地下水を含めて水質が悪くなると困るところもある。水の問題と空港新駅の問題は関係している」というワタシに言わせれば、荒唐無稽でトンチンカンなコメントを発しました。
静岡空港のどこが、大井川の水に頼っているのか? リニアトンネル工事で、中下流域の水量が減り、水質が悪くなるという科学的根拠は? 水の問題と空港新駅の問題は、どこでどう関係しているのか????
6月29日(木)のワタシの一般質問で、改めて知事に問いかけたいと決意しました。
2023年5月30日 : G7後の「追悼のことば」

本日は、牧之原市の『令和5年戦没者戦災死者追悼式典』に、ご招待いただきました。以下の『追悼のことば』を、壇上の慰霊台に捧げさせていただきました。
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本日ここに「令和五年牧之原市戦没者戦災死者追悼式」が厳粛に執り行われることに際し、地元県議会議員として、先の大戦で亡くなられたすべての御霊に対し、謹んで哀悼の誠を捧げます。
先の大戦から、どれだけ歳月は流れても、なお癒されることのない、ご遺族の深い悲しみと追慕の気持ちに思いをいたす時、万感胸に迫るものがございます。
しかし、今や我が国では、戦争の惨状を知る方々が、ほとんどいらっしゃらなくなった二十一世紀、この令和の時代の昨年2月に始まったロシアによるウクライナ侵略戦争が、今も続いています。
世界中の誰もにはっきりと見える形で、残虐で理不尽な恐ろしい戦争が、国連の常任理事国によって勃発してしまったという現実に、戦争を知らなかった平和な日本の国民、そして地域を代表する政治家の一人として、深い憂慮と哀しみの思いで胸がいっぱいです。
戦後七十八年という時の流れは、戦争体験者の数を減らし続け、現代を生きる日本人の心から戦争の悲惨さ、異常さといった大切な感覚を失わせていました。私たち戦後世代が享受してきた平和と繁栄は、太平洋戦争での戦没者の方々の尊い犠牲の上に築かれてきました。
だからこそ、もう二度と同じ過ちを繰り返してはなりません。しかし一方で、どんなにわれわれが平和と不戦を望んでいても、一部の利己的で民主的とは言えない国々によって、いつでも恐ろしい戦争は起こりうるのだという現実に戦慄を覚えます。
今月、被爆地広島で開催されたG7広島サミットでは、ウクライナ問題、中国対応、核軍縮・不拡散の三点が大きなテーマとなりました。
西側の主要七カ国の首脳は、世界に対して「力による秩序の一方的変更は断固として認めない」と、改めて力強くアピールを行いました。
私もこれからみなさまとともに、戦争を止められない愚かな人類の性(さが)と罪を認識し、理念と価値観を共有する国際社会と協調し、この先のわが国のあり方を、深く考えていきたいと思います。自分や家族や友人・知人が戦争に巻き込まれ、暴力と憎しみ、悲しみの連鎖の中に身を投げ出される悲しい歴史は、繰り返されてはなりません。
結びに、戦火に倒れたすべての御英霊のご冥福を心からお祈り申し上げ、ご遺族、市民のみなさまには「絶対に戦争のない令和時代」の実現に全身全霊を注ぐことをお誓いし、私の追悼のことばといたします。
令和五年五月三十日
静岡県議会議員 大石健司

亡き母のお手植えの庭のビワが、今年は大豊作だったのですが…
ワタシは平日も週末も、昼間は家にいないので…ネラさんたちが、どんどん収穫してしまいました。
甘くて美味しいけど、実が少ないし不細工なのも多いので、例年は自家消費以上に鳥のエサになるのですが…たくさん穫れたので、知人や来客にお裾分けしています。
2023年5月29日 : 大きな党と小さな「等」

本日は『第102回 令和5年度自由民主党静岡県連大会』が、静岡市のホテルで開催しれました。県内選出の国会議員や県議など約350人が出席しました。
私は、青年局次長を務めていた大昔に出席した記憶がありますが…県議団の一員として、ひな壇の側に座るのは、もちろん初めてでした。
県内全域の支部や各種支援団体の代表が、これだけたくさん集まる政党の党大会は、やっぱり自民党だけなので…末席の私も、気合と興奮と責任感・使命感が、否応なしに高まりました。
また、会場でも紹介と説明がありましたが…大会後に開かれた総務会で、昨年6月の吉川赳衆院議員の離党により空席になっていた衆院静岡5区の新支部長として、細野豪志元環境相を党本部に上申することが決まりました。

県議会6月定例会の一般質問(29日午後)に向け、予定していたテーマのために、本日も各部局の担当課から話を聞きました。
お茶振興課に「ウィズコロナ時代の静岡茶の販売促進に向けた取り組みの現状」を尋ねたら…県民向けだけでなく、小中学生や外国人にも向けた全3種類の「お茶の効能説明チラシ」をくれました。
ワタシはこの3年間、さまざまな機会に「人の免疫力、抵抗力を高めるお茶は、『インフルエンザ同様にコロナの予防にも効く』ということをPRしてください」と訴えてきました。
最初の年には、川勝知事は「静岡県が誇る3つ研究機関で、コロナに対するお茶の効能を研究し証明して、海外の学会で発表し、静岡茶の輸出拡大や販売促進を実現します」と豪語しました。
それが、どんどんトーンダウンして、2年前には、難波副知事(現静岡市長)が「試験管の中で、お茶と一緒にコロナウイルスがあると不活化することは科学的に検証されていますが、人が口にして効果があるかどうかは検証されていません」と強弁しました!
この2月の一般質問では、農林水産担当部長はもう、コロナに対する緑茶の効能を認めませんでした。「いったい何のために、県は多額の予算を使って研究を行ったのか?」「どうして『一定の成果はあった』と言いながら、静岡茶販売促進の根拠にしないのか?」と悲しくて、悔しい思いでいました。
そして、今回のこの販促チラシ。。従来のインフルエンザを念頭に作られたPRチラシと内容はほとんど一緒ですが…『インフルエンザウイルス』の後に、ついに初めて『等』の1文字が加えられていました。
これが、3年間にわたる静岡県の研究と、ワタシの追及の成果だとするならば、あまりにも小さな『努力の結晶』だったと言わざるをえません。来月改めて、このことを質問する意欲が失せました。
2023年5月28日 : 航空祭で感じたこと

今朝は、例年恒例の「1年で一番、過酷な朝」でした!(^^;)
毎年5月の終わりの日曜日に、地元・牧之原市静波区の『一斉清掃』があります。都会の人には信じられないでしょうけど…住民総出で、道路の側溝のコンクリート製の重い蓋をバールで持ち上げて、スコップで「どぶさらい」をします。
築百年近い我が家は、敷地だけはバカでかいため…表通りに43枚、裏通りには90枚もあるので〝地獄〟です! 以前は家族4人で前日から始めたのですが…コロナ明けで公務激増の今年は、到底無理でした。
なので事務所の平井さんが、ワタシの同級生のお父さんと会社員の弟さんと一緒に助けに来てくれました!(o^-')b !
ワタシだけ途中で離脱してシャワーを浴び、後ろ髪を引かれる思いで公務に出かけました。

今年も、焼津市大井川の航空自衛隊静浜基地の『航空祭2023』に、地域の国会議員、首長、議会議長らとともに、ご招待いただきました。
長かったコロナ禍も収束に向かってきたこで、心地よい浜風が吹き抜ける晴天の下、大多数の地域住民や観衆が、マスクなしでさまざまな機種の飛行機やヘリコプターの模範飛行を楽しんでいました。
屋外でのイベント終了後は、基地内の体育館で、祝賀会が開催されました。来賓祝辞で元自衛官の吉田町の田村町長が、ご自身のドイツ駐在時代の経験を披露した上で「軍事力のない国は、独立国ではない!」と、かなり踏み込んだご挨拶をしました。
一方、先日の同町の議長選挙で、再選された大石巌議長は、昨年に引き続き欠席でした。町議会唯一の共産党議員としての信念や政治哲学は尊重しますし、絶対に否定も批判もしませんが…
町議会の13人議員の代表としては、正直「何だかなあ~」と思いました。ちなみに、牧之原市議会からは、植田議長と村田副議長が出席しました。

静岡県営吉田公園を指定管理者として運営している『NPO法人しずかちゃん』の第23回通常総会に、顧問の肩書で出席しました。
2023年5月28日 : 榛葉達也の〝生涯教師〟
本日放送です!
↓↓↓↓↓↓↓
#榛葉達也 #生涯教師 #テレビ静岡 #榛原高校 #吉原工業 #剣道 #牧之原市
2023年5月27日 : ツイてる男

今朝は小学校!(o^-')b !
母校の牧之原市立川崎小学校の運動会に、ご招待いただきました! コロナ禍のずっと前、市議時代以来の来賓席で、楽しく観戦しました。(*^^*)
それにしても、子どもたちが、可愛くて可愛くてたまりません! 384名の全校児童が、赤と青の2組に分かれて、対抗していたのですが…
つい、ウケを狙って…「赤組も青組も、どちらも優勝してくださ~い!」と叫んだら…ピュアな瞳の全児童から、大声で「は~い!」と即答されてしまい、恥ずかしくなりました!(〃ω〃)

特殊梱包と物流、そして人材派遣のパイオニアとして、榛南地域の経済や産業を牽引する株式会社勝栄(菊池進吾社長)さんが、牧之原市地頭方区に建設した新社屋の竣工式典と祝賀会に、地元県議としてお招きいただきました。
近代的かつ機能的なパレット工場が併設された新本社社屋は、南遠道路(国道150号バイパス)地頭方ICにほど近く、静岡県中部の交通大動脈の縦軸に直結する絶好の立地です。
御前崎港から輸出される自動車部品や精密機器の特殊梱包作業や資材生産、そして牧之原市内外の各種工場等で活躍する外国人派遣労働者のアテンドやケア等、同社のまごころのこもった業務センターが完成しました。
菊池社長のうれしそうで誇らしげな、淀みない謝辞に感動しました。会長であるお母様や奥様ら、女性陣のご意見を尊重した取引企業や地域住民のみなさんに対するきめ細やかで、温かいおもてなしの精神満載の祝賀会を堪能させていただきました。

午後からは、静岡市に出向いて県庁剣道部の第2道場(=懇親会会場)に顔を出してから、島田市に移動して『令和5年度静岡県サッカー協会中西部支部総会』に、顧問の県議の1人として参加しました。
ちなみに…『中西部』というのは、静岡県の「中部と西部」ではなく…「中部の西部(=志太榛原地区)」という意味です。
ワタシの地元の牧之原市静波東五丁目の遠勢町内会長が副理事長だそうで…総会の議長を務めました!(^-^)スゴイ!
終了後は、なんと本日3回目の豪華な料理を前にした懇親会でした。でも、車なので、ここでも飲めませんでした。
今日1日だけで、ノンアルビールを2リットルぐらい飲みました。間違いなく、自己新記録です。(^^;)キモチワルイ!
お腹もいっぱいだったので、フルーツしか食べられませんでしたが…お楽しみ抽選会で、エスパルスの選手用ウインドブレーカー(=スポンサーロゴ入りの本物!)が当たりました。
ありがとうございました! 毎日疲れますけど、本当にワタシはツイている男です!(^-^)/ヤター!
2023年5月26日 : 母校の体育祭に感動

今朝は、母校の榛原中学の体育祭に、伺いました! コロナ禍もあったとはいえ…中学の体育祭にご招待いただいたのは…政治家になって10年ですが、初めてした。
40年以上前と変わらぬグラウンドや周囲の景色を眺めながら、懐かしさで胸がいっぱいになりました!

来月の県議会6月定例会で一般質問をすることになり、準備のために県庁にいきました。。6月29日(木)の午後の2番手、14時ごろからの登壇です!!(^^♪
先週の臨時議会後に、1、2期生の議員控室の席替えありました。大部屋に新1期生6人が加わり、ワタシの座席は先週までの末席から、ド真ん中に移動されていました!(^-^)/

本日もまた、静岡県の『物価高騰緊急対策事業費補助金』(…長いなww)が「いつまでたっても振込まれない!」という市民からの怒りの電話がありました。担当課に調べてもらうと…しばらくして「委託会社の対応に誤りがありました。すぐに謝罪します!」という連絡がきました。
今回の案件は…①委託会社査を通したけど、支給前に1つだけ確認したいことがあった。担当者が…②確認するために連絡しなければならなかったけど、全体の申請が膨大なので、ファイルを机の端に積んでおいた。③そのまま、ずっと忘れてしまった。
というお粗末な人的ミスでした。
せっかく県が、良い施策を実施しても…運営や実務がうまく機能しなければ、かえって県民からの不信感を招き、悪評が広まるだけになってしまいます。改めて、再発防止と早急な支給をお願いしました。
それでも、問い合わせから2時間で、担当課の管理職から直接、経過説明と謝罪の電話を入れてくれた対応自体は、評価しています。ありがとうざいました!
2023年5月25日 : 地方政治家の存在意義

先月のことです。
牧之原市坂部との境界にお住まいの吉田町神戸のAさんから…「私の農地の下の県有地にある交差点に草が生い茂っているせいで、信号待ちの車から投げ捨てられる缶やゴミが大量で悲惨です。いつも私が刈って、掃除してるけど、もう年だから、勘弁してほしい!」という切実な要請がありました。
調べてみると2011年(平23)に県の志太榛原農林事務所が農道を整備した際に、県有地の一部分だけを舗装し、完成後は吉田町に譲渡していました。つまり、現在は吉田町の土地でした。
「それじゃあ、もう県には強く言えないなあ…」とも思ったのですが、造ったのは間違いなく県なので、農林事務所に「何とかしてよ!」とお願いしました。するとどうでしょう!?
本日、地元の町議から…「県議! もう対応してくれたよ! ありがとうっけね」という電話がありました。農林事務所の農村整備課も、吉田町役場の建設課も、本当にありがとうございました!!
困っている県民、市民、町民のために、すぐに支援や解決に動くことが…行政や地方政治家の仕事であり、存在意義だと思います。!(^^)!

牧之原市商工会女性部の『第16回通常総会』に、ご招待いただきました。
先週の商工会全体の総会は、県議会臨時会のため、やむなく欠席だったので…『商工会女性部の歌』の歌詞の通りの「清く明るく、郷土の誇り」の方々を前に、ご挨拶の機会をいただき、張り切って出席しました。(^-^)/
ところが、ワタシの前に来賓挨拶に立った商工会の愉快な山本副会長が…女性部が開発し、販売している牧之原市特産の大根と遠州黒豚、お茶を使用した『マキティーカレー』を絶賛したついでに、突然…
「お茶屋の私も以前、お茶のティーバッグと(下着の)ティーバックをセットで缶に入れたアイディア商品を、Facebook で宣伝したら、そこの大石さんが真っ先に買いに来てくれたんですよ!(o^-')b !」と、10年近くも前の〝言わずもがな〟の昔話を披露し始めたので、壇上でオタオタしてしまいました!(^^;)
帰りに、綺麗な鉢植えの花をいただきました!
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