災害ボランティアコーディネート研修会
昨日、8月28日、静岡県は「総合防災訓練」の一環として、南海トラフ巨大地震の発生時に備え、県災害対策本部を運営する図上訓練を県庁などで行いました。県警や県内35市町、国、自衛隊なども含め約6200人が参加。6月に公表された「第4次地震被害想定」の「被害・対応シナリオ」に沿って、県外からの応援部隊の受け入れ手順などを確認したそうです。
こういった行政主導の訓練は、とても重要です。30年前から東海大地震の発生が予測されてきた静岡県は、東日本大震災以前から「防災先進県」と言えるでしょう。それでも、大規模災害時に、国や県、市町のできることには限界があります。何よりも、被災地内外のさまざまな力が必要になること、そして、一人ひとりの力とともに組織の力も重要になります。
私が3月まで、2年間お世話になったNPO法人静岡県ボランティア協会では、この秋も県内3つの会場で「災害ボランティアコーディネート研修会」を開催します。海地震等で被災したとき、私たち自身が本当に望むボランティア活動が行われ、支援の来ない地域をつくらないようにするために、団体や組織として平常時にやっておくことや災害時に備えてできることなどを学び、いざという時にどのように動けばよいのかを考える研修会です。
残念ながら今回私は、参加できませんが…ご興味のある方は、ぜひ協会ホームページ()をご覧ください。
受講料は無料。申し込みは、9月10日締め切りです。