悲しき当選翌日。。
歓喜の当選から一夜明けた28日の午前9時から、牧之原市役所で当選証書授与式が行われました。
まずは、大差で3選を果たした西原茂樹市長。そして、激戦を勝ち抜いた16人の新しい市議会議員(現職9人、新人7人)に「けんじカラー」のカバーに入った立派な当選証書が授与されました。選挙管理委員長は、得票数の多い順に証書を手渡すので、「48歳働き盛り」の新人・大石けんじは、2番目!! 改めて、多くの有権者からいただいた期待と責任の重さに、胸がいっぱいとなりました。。。さあ! これから、頑張るぞー!!
……という感じで、本日はきれいにまとめる予定でしたが…(笑) 夜になって、悲しくも不思議な事実が明らかになりました。昨夜の開票終了後の深夜から今朝にかけて、再選を決めた現職のベテラン先生が、ご自身の仲間3人と一緒に、この私を除く新人議員6人に電話をかけたり、直接声をかけたりして、事務説明終了後に市内某所で会合を持っていたというのです。
さすがに共産党の新人の方は欠席されたようですが、私同様、市議会の右も左も分からない新人さんたちは、何の集まりかもよくわからないままに出席。そこで初めて、それが「議会運営上の重要なこと」につながる勉強会結成のための話し合いだと知らされたのだそうです。
本日、私は選挙前に使っていた手作りの名刺を、初対面の議員さん全員に配って挨拶し、礼を尽くしたつもりです。もちろん携帯番号、メールアドレス入りの名刺です。なのにその直後、議会の定数16人の過半数を超える10人の方々が開いた会合に、新人では私だけが声もかけられずにほったらかしにされるなんて…。「寂しいなあ…」「ボクも呼んでほしかったなあ」「これが政治の世界というものなのかな?」と悲しくなりました。経歴やその他の背景から、外された原因は想像はつきますけど…。
古今東西、政治家の離合集散の大義名分は、「共通する信念」や「一致する政策」で行われるべきです。選挙翌日に、何の主義主張の披露どころか、自己紹介の機会もないまま、ベテラン議員の思惑だけで、大政翼賛会的なグループ形成の動きが行われたという現実に、失望と憤りを感じずにはいられません。
どうやらこの市では、これまでも同様の事例は日常茶飯事だったようなのですが…私は元ジャーナリストの視線でこうやって、議員生活初日から市民に事実を何の躊躇もなく、公表します。
こんなおかしなことが、まかり通る市議会は間違っています。市民に今、起っていることを伝える。それが、私の議会改革の第1歩です。