昨年8月8日から、このホームページを立ち上げて、日々の思いや活動をできるだけたくさん、詳しくブログという形で公開してきました。
8月23日以降は、盆、暮れ、正月、選挙中、出張、親の葬式の日…1日たりとも休まずに書いてきました。当初は1日10人にも満たなかった閲覧者も、少しずつ増え始め、今では1日平均100人以上となりました。そして、そして、本日9月25日、HP開設からの総訪問者数が4万8000人を超えました。
ちなみに、今年8月末現在の我が牧之原市の総人口は…4万7862人。。。そうです。私のブログは1年かけて、赤ちゃんからお年寄りまでのすべての『牧之原市民に1度ずつ、読んでもらえた」という計算になるわけです。。。。。。少ないですよね? 絶望的な少なさですね。。書いてる自分が毎日チェックをするだけで、カウント上は、年間で「365人」となるわけですからね。
毎日毎日、体力と神経と睡眠時間をすり減らして、牧之原の全市民に向かって思いの丈を大量に書きまくっているつもりなのですが…実際には、たかが新人議員の生意気で偉そうな自己主張など、ほとんどの市民のみなさんの目には、届いてなんかいないわけです。
そんな現実を如実に証明する恐ろしい資料が先日、全議員に配布されました。題して…『平成26年度牧之原市議会アンケート』。。毎年、夏前に行われる『市民意識調査』と同時に行われるアンケートです。市内の全地域、全世代から無作為に抽出した市民1400人の中から回収した787件(有効回収率56.5%)の調査票に書かれた「自由意見」の内容が、とにかくすさまじいほどショッキングなのです。
全部を載せるとスペースが膨大になってしまうので、とりあえず本日は、2ページだけを紹介しますが…読んでいて涙があふれそうな辛辣な議会、議員批判が延々と続いています。
私だけでなく、議員全員がここ数日、がっくりと肩を落として落ち込んでいます。書かれている内容は、すべて市民の率直な感想であり、意見なわけです。しかし、1つ1つを吟味してみれば…各議員の日々の業務内容をご存じないだけだったり、世の中を騒がせてる全国各地の地方議員の不祥事を、そのままわが市の議員の行いととらえて評価していたりと…いう我々議員にとっては、泣くに泣けないご批判も多いのです。
例えば、牧之原市の議員報酬は、静岡県で最低レベル、政令指定都市の半分以下ですし、某元兵庫県議の悪事で明るみに出た「第2の報酬」とも呼ばれたりしている「政務活動費」は存在しません。0円です。交通費も通信費も扶養手当も0円です。なのに「給料・手当が多すぎる!」「市会議員に払う報酬は無駄遣いの極み」などと、一般の市民には思われているわけです。
これはすなわち、今までの牧之原市議会が、どれだけ市民の日常生活から乖離した存在であったか。または、市議会が市民に対して自分たちの活動や業績を内容を真剣に、必死に、告知・広報してこなかったか。もしくは市民の大多数からあきれられ、そっぽを向かれるような仕事しかしてこなかったか。。のどれかだと私は思っています。おそらく、全部でしょう。これほどまでに市議会のことが理解されていない分かった以上、われわれ16人は、真摯に謙虚に現実を受け止めて、抜本的対策を講じていかなければなりません。
どれだけ必死に意見を発信し、情報を公開しているつもりでも、まだまだ伝わっていない市民がほとんどなのです。私は、少なくともパソコンやスマホ、ガラケーを持ち、携帯メールやSNSを使っているすべての市民のみなさんには自分の意見が届くようになる日を夢見て、これからもブログの発信、メルマガの配信を続けます。