健やかプランまきのはら
2月定例会(26日開会)を目前にした議案の配布と説明が中心となる『合同協議会』の2日目、文教厚生員会が行われました。市民生活部、健康福祉部、教育文化部の3部の関係する平成26年度最後の補正予算や定例会提出議案の概要などが説明されました。
議案絡みの内容を当局に詳しく問いただしたり、私見を交えて紹介しすぎると…いわゆる定例会開会前の『事前審査』と見なされてしまう恐れがあるので、本日は割愛します。開会後の委員会での、付託議案審査や本会議での審議、採決時に必要に応じて解説します!
なので、今定例会の議案ではない件を1つだけ。。。健康福祉部の子ども子育て課と健康推進課が、市制誕生10周年の新年度から策定する『第2次健やかプランまきのはら』についてです。これまで市が実施してきた総合的な福祉および保健施策を一層強化するために、今回から従来の『子ども・子育て支援事業計画』と『健康増進計画』に加え、新たに『食育推進計画』も盛り込んで…「市民のみなさまや地域で活躍するさまざまな団体と行政が協働をさらに進め、市民総参加で、多様化する課題の解決に」主体的に取り組む!!」と担当者の思い入れも、パンフレットの市長の挨拶文(…の予定原稿)での意気込みも熱い立派な計画です。
「計画の趣旨」からわが市の「子ども・子育てを取り巻く現状」や「計画の基本的考え方」「施策や推進体制」や「計画の進行管理工程」に「数値目標」まで書かれた計画は、いただいた資料だけでも175ページに及ぶ中身の濃いものでした。しかしながら、市には政策協働部企画課が主導し、策定し、やはり今春から施行する今後8年間の『第2次牧之原市総合計画基本構想』の目玉事業である「5つの重点プロジェクト」のトップに位置する『宝 子ども育成プロジェクト』という大きな基本構想がすでに存在しています。
その概要は…⇒ こちら!!
もちろん、担当者の説明の中では「市の上位計画である『宝 子ども育成プロジェクト』と連動して…」という発言は何回かありました。しかし、その「連動」の仕組みや、総合計画の中でこの「健やかプラン」の担当している部門や事業等の告知や説明が、資料の中に記載されていないので…あたかも似たようなプロジェクトが同じ市役所の違う部課で、バラバラに進んでいるかのような印象を受けてしまうのです。もともとの経緯が違う企画だったとはいえ、それぞれの部課が連携し、事業内容はもちろん、文章表現も精査・整理し、同じ目標の達成のため市役所が一丸となって取り組んでいるという事実を、もっとはっきり市民に示していく必要性を強く感じました。