子育て支援と地域医療
本年度から、牧之原市初の『認定こども園』に移行した川崎幼稚園の運動会に、ご招待いただきました!(^^)/カワイイー!
あいにくの天気でしたが…榛原高校の体育館で、無事に開催されました。開会式で挨拶にたった杉本副市長が…「10月1日からの中学生までの医療費の無料化」「来年4月からのICTを活用した子育て情報サービスの開始」「さらなる認定こども園の整備」「放課後児童クラブの小学6年生までの受け入れ」などの市独自の子育て支援策を披露し、大きな拍手を浴びていました。こうした市を挙げての努力が、子育て世代の市民に安心感を与え、牧之原市に1人でも多くの子どもが生まれるようになればいいですね?
運動会は、0歳児から5歳児までの172人の幼児、園児と保護者の歓声と喚声(笑)で、大変な盛り上がりでした。
◆認定こども園(にんていこどもえん) 保育所および幼稚園等における小学校就学前の子供に対する保育、および教育並びに保護者に対する子育て支援の総合的な提供を行う施設。都道府県知事が条例に基づき認定する。親が働いている・いないにかかわらず利用できる施設である。
午後からは、さざんかに移動して『住民の力で地域医療を支えよう』という講演会を拝聴しました。「地域医療を支える 榛南の会」と「島田市地域医療を支援する会」…そして静岡県中部保健所、浜松医大が主催者。。牧之原市と吉田町ら周辺市町、榛原医師会、各病院などは後援でした。
少子高齢化、人口減少の進む地域の課題を解説していただき…住民は健康づくりに励み、医療や介護に対する知識を深めて…今や危機的な状況に陥っている「地域医療をみんなで支えよう!」というタイムリーな講演会でした。
浜松医大の山岡泰治先生が「これからの地域医療が目指す姿」。。榛原総合病院の垣伸明心臓病センター長が「心臓病センターの役割」。。そして、榛原医師会の高木平医師会長が「どうなる超高齢化社会の医療?その問題点とかかりつけ医の果たす役割」というタイトルで…それぞれご講演をしてくださいました。
御三方のお話は参考資料や分かりやすいデータ、そして詳しい用語や事情説明が盛りだくさんで…とても説得力がありました。しかし、正直言って「まさにおっしゃる通りなんだけど…それが難しいんだよなあ」というちょっと重苦しい空気が、満員の会場に漂っている気がしました。
それでも、質問タイムの最後に手を挙げた団塊世代の女性の方が「悲観的に考えすぎても仕方ない! まだまだ私たちも若いし、健康に留意して積極的に活動しましょう!!」といったようなことを、明るく呼びかけてくださり、その場のみんなが笑顔になりました。
私もこれからもっと勉強して、この地域の医師不足、医療体制の不備の問題に対して、実現可能な現状打開策、具体案を提言できるように努力する覚悟です!!