寄り添う心。団結する気持ち
昨夜の石雲院での『チャリティコンサート』の会場で、心臓移植手術を待つ沖縄の「のあちゃん」のために寄せられた募金の総額は…7万7403円でした!! ご協力ありがとうございました!!
本日、所用のため静岡市に行ったついでに、前職の特定非営利活動(NPO)静岡県ボランティア協会に立ち寄っていたら…袋井市の児童養護施設「まきばの家」と自立援助ホーム「こどもの家」の松田正幸施設長にお会いできました。
今年5月に、虐待や育児放棄など悲惨な家庭環境で育った子どもたちを受け入れて、共同生活を過ごさせ、社会に送り出している松田さんの素晴らしい講演を聴き、感銘したのですが…直接、面と向かってお話するのは初めてでした。
講演の内容は…⇒ こちら!!
するとどうでしょう! 松田さんの奥さまは旧榛原町のご出身であるばかりか、義父のNさん(故人)は私の父が榛原町長当時の収入役として大変お世話になった方でした。アポなしで、たまたま訪れた場所で、不思議な縁のある方と出会えた幸運(必然?)に驚きました。
11月14日(土)に県内各地で、松田さんが実行委員会の事務局長を務める『第7回 児童虐待防止静岡の集い』が開催されるそうです!! 松田さんは、その一環として行われる『静岡県子ども虐待防止オレンジリボンたすきリレー』の参加者と協力者、協賛社の募集依頼のため、ボランティア協会を訪れていました。「オレンジリボンたすきリレー」とは、児童虐待防止の象徴であるオレンジリボンをたすきに仕立てリレーすることで、県民への呼びかけと児童虐待撲滅を目指す運動です!!
リレーの詳細は…⇒ こちら!!
どうか、みなさん!! ご協力のほどよろしくお願いいたします!!
夜には牧之原に戻り、静波コミニティ防災センターで、市が進めている『都市計画マスタープラン』における【地区別構想(案)】の『川崎地区』の役員への説明会に参加しました。市内を小学校単位で「10地区」に分け、それぞれの将来的な地区づくりの方針を聞く会でした。
川崎小学校の学区の「静波区」と「川崎区」で構成する川崎地区は、全市の人口(4万7409人=平成27)の19.4%を占め、相良地区に次ぐ人口密集地区ですが…長期的な少子高齢化に加え、2011年の東日本大震災以降の沿岸部からの人口流出で、この8年間で8.9%もの人口が減っています。それでも…全市の減少率(9.6%)は、わずかに下回ってはいますが…。この残念な〝負の連鎖〟にどう立ち向かい、少しでも抑え、積極的で前向きな10年後、20年後を見据えた都市計画を策定していくことが、市政の急務です!!
しかし、そういった厳しい現状の説明があっただけで…開始前に初めて配られた資料の後半に載っている「プラン(構想)」の解説がないまま「質問タイム」になってしまったので…参加者からは「これでは質問のしようがない!」「漠然とした目標ではなく、市主導の具体案を!」といった厳しい指摘が飛び出してしまいました。最終的には担当者が、プレゼン内容の再検討を行い、要点を整理した資料の再提出と2回目の説明会の開催を約束して、治まりましたが…個人個人で考えや問題意識、市政への関心度も、理解度も異なる市民のみなさんを前にしての説明の難しさを痛感しました!!
私はこれからも住民の代表である議会の一員としての立場で、市の進める都市計画を冷静に客観的に吟味、審査してから、自分のやり方で市民への告知、解説に努めていくつもりです。