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片浜小をどうすべきか?

片浜小をどうすべきか?

- 2016年1月26日 -



本日午後、市が来年4月の相良小との統合を目指す片浜小の存続を願う片浜区の森田昇区長、大鐘俊英元市議、杉本実PTA会長ら7名の有志のみなさんの訪問を受けました。

再三、この場でもご説明していますが、われわれ市議会、特に2013年10月初当選の1期生7人はこれまで、片浜小の統廃合問題に関しては…議員全員協議会での「デリケートな問題だけに、当面は市と地元との協議の行方を慎重に見守る」という申し合わせに従い、議員個人として表立っての活動や意見表明を慎んできました。

ところが昨年12月、市側がいよいよ今年2月の定例会に、再来年度の統合に向けた条例改正案を提出することを明言。併せて、議会側に片浜・相良両校への現状把握のための視察を要請し、先日13日に議員有志が両校を訪問したことで、この件は一気に動き出しました。

一方、平成25年度に片浜区の地域住民やPTA関係者で結成された「片浜小学校を守る会」を中心にした存続派のみなさんはこれまで、再三にわたり、計画の「撤回」や「再考」、そして「関係者全員による協議会の開催」などを求めて、市長や教育委員長、議長あてに「要望書」「陳情書」を提出されてきました。しかし、ここにきて事態が、なし崩し的に「来年度の統合」に向かって進められ始めたことに危機感を持ち、議長の許可を受けて7名がそろって、昨日から各市議会議員の自宅を訪問し、地域の実情と自分たちの思いを説明しているそうです。今日の私で7人目とのことでした。

私は、これまでもこれからも、どんな立場のどんな意見も、偏見や先入観なく伺います。賛否の分かれる議題、意見や利害が対立する話題であればあるほど、双方の事情や主張をしっかり聴いてから、少数意見にも十分配慮した対応・対策を考えた上で、最終的には大局的見地から判断することをモットーとしています。これまでずっと片浜区を支えてこられたみなさんの熱い訴えが一切公になることなく、その内容が各議員の胸の内に秘められたままで議案の採決の日を迎えることはしのびないですし、プライベートの時間を削って訪問された7名のみなさんにとっても極めて不本意なことと判断し、その場の全員の総意で、この事実を明らかにいたします

実に2時間半にも及ぶ意見交換で、みなさんから伺った内容の骨子は以下の通りです。

・現行の複式学級による学校生活に、子どもたちも保護者も一切、不便や問題を抱えていない。市は、未就学児の保護者に対し、複式学級のデメリットばかりを強調している。
・市は長年、片浜小の廃校は「経費削減」を理由にしていたが、今は「複式学級は認めない」の一点張りに路線を変更。地域との話し合いを持とうとしない。

・市は最初から「統合ありき」で、区民から出た対案や妥協案に聞く耳を持たない。
・市が検討を始めた「15年後をメドにした2つ中学校区単位での小学校再編成」に合せる形の廃校であれば反対はしない。

・東西に細長く、小学校を中心に、それぞれ旧榛原・相良との生活圏を同じする片浜区が消滅してしまう。
・旧2町の中間にあり、合併の象徴とも言える片浜区の衰退は、牧之原市の崩壊を意味する。

・「地域の絆づくり事業」を推進し、過疎化対策、企業や定住者増の活動に必死で取り組んでいる今、小学校の廃校はすべてを無にさせる愚策だ。
・廃校後の校舎の利活用の構想が、一切明らかにされていない。教育論からだけの統合で、問い合わせると「それは区が決めること」と言われる。

・市民の意見を幅広く聞いて、市の施策に反映させるという「市民協働」で日本一を自負する牧之原市なのに、片浜区で実現した具体的な地域活性化事業はない。
・市に対して、計画の再考を訴え続けてきたが…逆に「(反対であれば)議員工作したらどうか?」と言われた。


これに対し、私がこれまで見聞きしてきた行政側が訴える「統合の理由」は以下の通りです。

・地域のみなさんの心情は理解するが、違う学年の児童が同時に授業を受ける〝複式学級〟は、本来の学校教育として絶対に望ましくない。
・すでに複式学級のスタートから6年が経過し、これ以上の静観は許されない。

・複式学級解消のための「小学校の統廃合」と、「地域の活性化・まちおこし」の施策は、分けて考えなければならない。
・無記名アンケートでは、住民の8割が反対とのことだが、未就学児や在校生の保護者からは賛成の声も根強い。

・片浜小に限らず、今後大幅な人口減に伴い、複式だけでなく単学級の解消も図るため、「15年後をメドに中学校区単位で小学校をまとめる」方向性を検討している。
・統合することにより、地域間の交流や絆はむしろ深まり、牧之原市民の一体感は増す。

・通学手段、心のケア、津波対策、学用品支援など、統合に係る保護者の心配事に関して、最大限協力、支援する。
・小学校の統廃合は全国的な流れ。市の「公共施設適正化計画」にも沿っている。



これからも、双方の立場と意見を十分に聞き、自らも調査・研究した上で、私なりの結論を出したいと思っています。いずれにせよ、牧之原市議会では〝会派制〟を採用していないので、志を同じくする同僚議員のみなさんとも、真剣に話し合った末に、市の提出する議案に対しての審議・採決に臨みます。


【牧之原市内10小学校の20年前からの児童数の推移】
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