岡崎慎司と飯塚翔太
<清水時代、毎年静波海岸でサーフィンや日光浴を楽しんでいた岡崎(仲町のS.Tさん撮影)>
本日は憲法記念日でしたが…日本国憲法についての真面目で難しい話は、ここ数年書いてきていますので、今年は清々しいスポーツのお話を書きます…
元清水エスパルスで、今や押しも押されもせぬ日本代表のエース岡崎慎司選手(30)のレスターが、クラブ創設〝133年目〟で初めて、世界最古のイングランドプレミアリーグ制覇を成し遂げました!! クラブができた1884年というのは…日本は明治17年! 清水は清水でも「清水の次郎長が賭博罪で懲役7年、罰金400円に処せられた年」なんだそうです!! もはや日本近代史の話なのですね!? スゴすぎます!
ちなみに、今季開幕前、レスターの目標は「プレミアリーグ残留」でした。ブックメーカーが「レスター優勝」につけていたオッズは5001倍!! これは…「エルビス・プレスリーは生きていた」「ネス湖のネッシーは存在した」のオッズと同じ。つまり起こりえない、超常現象に匹敵する出来事だったのです!! 昨年のラグビーW杯で、日本が南アフリカに勝った試合を超えて、間違いなく世界スポーツ史上最大の番狂わせです! 1試合だけの結果でなく1年を通しての優勝なんですから!!
ちなみにエスパルス4年目の2008年に北京五輪代表に選出され、県知事を表敬訪問した時から彼を生で見ていましたが、当時はとてもここまでビッグな選手になるとは思いませせんでした。「向上心とプレー環境、そしてもちろんたゆまぬ努力によって、人は限りなく成長できるのだなあ…」と岡崎選手を見るたびに感じる私です。
「オカちゃん!おめでとう! 忙しいだろうけど、オフにはまた昔のように牧之原の静波ビーチにサーフィンしに来てねー!! 東京五輪のサーフィン開催地に立候補中だよー」と伝えたい気分です。。私が、牧之原市の東京五輪サーフィン競技招致委員会をクビになっていなければ…今回の快挙を受けて、間違いなく彼の事務所に「名誉招致大使」をお願いに行ったことでしょう! そういう夢のある活動ができないことに、とてもフラストレーションを感じています。(笑)
そして夜に、報道ステーションを見ていたら、今日の陸上・静岡国際(エコパ)の200㍍決勝の映像だけ流れて…「昨年の世界ユースを制したサニブラウン・アブデルハキーム(17=東京・城西高)が、20秒54で2位でした」とだけナレーションされていました。
これにはびっくり仰天!!普通に、優勝者を伝えてほしかったと思いました。
なぜなら、御前崎市出身の飯塚翔太選手(24=ミズノ)が、地元で五輪参加標準記録(20秒50)を上回る20秒38で圧勝しいたからでした。これはすなわち、ロンドンに続き、リオ五輪内定ということだからです。
飯塚選手は、藤枝明誠高時代から200㍍は、国体(少年B)も総体も優勝してるし、中大時代はインカレで学生日本記録。。。そして、世界ユースでも、日本人史上初の優勝をしています。 しょせん 「ジュニア」のサニブラウンよりは、格が上なのです!
ちなみに、この写真は、彼が中大1年で世界王者になった直後の2010年夏、かつてのホームスタジアムの御前崎・浜岡陸上競技場で、俊足を自負していた後輩記者と約40㍍のハンディをつけての夢の紙面企画〝一騎打ち200㍍走〟で、圧勝した時のものです!(笑)
静岡のスポーツファンにはたまらない1日だったという話でした!!