ラッパとタイコ
参院選のスタートした本日、牧之原市議会6月定例会は閉会しました。当局から提出されていた「報告」2件、「承認」3件、そして「議案」8件は、すべて原案通り可決しました。。なお、島田民主商工会婦人部より提出された、所得税の「白色申告」の廃止を国に求めることを求めた「所得税法第56条の廃止を求める意見書の提出を求める請願」は、反対多数で不採択でした。
午後から、『平成28年度牧之原市自衛隊協力会総会』に「参与」の肩書で参加しました。
第2部で、陸上自衛隊板妻駐屯地広報幹部の市村健一1等陸曹(42)による「自衛隊員とラッパ」という〝本邦初公開〟の楽しい講演がありました。
幕末にフランスから日本に持ち込まれ、明治に普及した「三巻90式信号ラッパ」と今も共に暮らす自衛隊員のみなさんの日常を軽妙なトークで、ご紹介いただきました!陸上自衛隊の起床時、点呼時、食事前、そして、国旗昇降時の“君が代”吹奏の実演などもあり、会場の相良公民館は大いに盛り上がりました。ちなみに…信号ラッパは、「低ド」「低ソ」「中ド」「ミ」「高ソ」の5音階しか出せないので「普通の君が代は吹けません」とのことでした。
国民の命と財産、国土を守るため、一年中朝から夕方まで、さまざまな訓練ら演習、そして個人的にも激しい肉体鍛錬に励むだけでなく、災害時には真っ先に現地に急行し、人命救助や復旧作業に尽力してくれる現場の自衛隊員のみなさんの喜怒哀楽のこもった本音の素顔が垣間見れた素晴らしい講演でした。市村さんの話術で、自衛隊への親近感がさらに深まったことでしょう。
「吹奏の良否は、部隊の規律、士気に大きく影響するため、全精神を傾注して全員を感動させる気概を持って吹奏しなければいけません!!」というお言葉が胸に響きました。
われわれ政治家の発言も同じですよね?
夜には、昨秋から長男が通っている「はいばら太鼓保存会」の練習場に行きました。7月9日(土)に、い~らで開催される『牧之原市・台北市友好交流音楽会』で、高2の長男がジュニアの大太鼓の演奏者として、ついにステージデビューさせてもらえそうです!!
「どうせ、大石さんのゴリ押しでしょ?」とお思いでしょうがww…違います! 女子に偏っているメンバー構成にも助けられましたが(笑)…基本は、すべて本人の努力と頑張りです。
それにしても…不思議なことに、この荒唐無稽に思えた交流音楽会の構想を…今年4月に台湾のプロモーター周さんから静岡市のイベント会場で直接、最初に聞かされて…私に説明してくれたのがこの長男でした。。人の縁と言うのは、やはり国も言葉も超越する素晴らしいものだと改めて思います。 本当に不思議だし、ありがたいことです。