「金科玉条」を現実のものに…
朝から肌寒く小雨模様のあいにくの天候でしたが…相良港で開催された『第2回さがら湊食堂~豊かな駿河湾の恵みを次世代に繋げよう~』が、ものすごい人出でした!!
商工会の産業活性化委員会の主催する…「地元で獲れた海産物をふんだんに使った美味しい料理が、わずか1コイン(500円!)で堪能できる」という夢のような企画は、今年3月に第1回が行われて空前の大盛況!! さっそく、「秋の部」が開催されたというわけです!
写真のような大賑わいの様子を撮りたかったので、開始から1時間後の10時ごろに出向いたわけですが…すでに「海鮮丼」や「鯛めし」などの人気メニューはすべて売り切れでした!
「よいものを良い方法で、効果的に宣伝すれば、必ず人は集まってくる」という現実を本日も実感しました!!
来年4月に相良小学校と統合される『片浜小学校の利活用を考える意見交換会』が、同小体育館で開催されました。
片浜区のみならず、市内各地区、各界、各年代の市民98人! が、17のグループに分かれてワークショップ形式で話し合うという…ちょっと他に例のない大会議でした。
地域に愛された小学校の施設を舞台に、これからのさまざまな夢や希望の詰まった素敵なご意見が、順次発表されていました。あとは、来賓の先生方が口を揃えて称賛していたこの“日本最先進”の斬新な取り組みを、いかに目に見える形で実現できるかですね??
と…ここまではFacebookに書いた文章ですが…ブログでは本音の部分まで踏み込みます!(笑)
行政が直線、市政に関心のある市民の有志との入念な意見交換や構想をまとめ上げれば上げるほど、出てきた内容に議会があからさまに物を言ったり、反対したりはできません。。。できるんですけど、言い出しにくい。。なぜなら「市民がまとめた計画」という肩書は、首長同様に、市民から選挙で選ばれた議員にとってはまさに「金科玉条」ですから。
議会がこのやり方に対応するには、議員も最初の段階的から話し合いに参加して、一緒に作っていくしかないと思うのですが…現状はまったく蚊帳の外。もちろん、傍聴は自由ですが観ているだけです。
来賓の青森中央学院大教授で、早大マニフェスト研究所研究員で、私の大学の後輩の佐藤淳さんは「片浜地区の住民だけでなくその他の市民、市外の参加者を交えて、ワクワクする意見が沢山でてくる対話の場になりました。小学校がなくなる片浜地区全体のまちづくりに関する話し合いも進んでいます。牧之原市のこれまで10年の「対話による協働のまちづくり」のなせる業、力だと思います」ともう手放しの大絶賛でしたが…
しかし結局、全国的に称賛されたり、表彰されているのは『市民参加による政策の決め方』であって…実際、この11年間に牧之原市の行政のシステムや組織の改革がどれだけ進んだか? 具体的に何かが変わったのか? と言えば、まだまだほとんど手つかずと言っていいと思います。
先日からたびたび指摘しているように、片浜小の問題にはこれだけ慎重に、丁寧なプロセスを大切にしながら…一方で、相良公民館の閉館は一足飛びに決めてしまったことも、いまだに「不思議だなあ?」と思っています。。佐藤さんら来賓の、みなさんは「公共施設の統廃合の問題は、本当は住民の声は聴かずに、首長と行政職員だけがどんどん決めてしまった方が楽だし、簡単なのに…牧之原市はこんなにしっかり聴いて、決めている。そこが素晴らしい!!」と褒めてくださいましたけど…
聴いて、決めたのなら、本当に実行して、ちゃんと実現する! 変えるべきところは早く変える!!
それこそが、もうすぐ誕生から干支が一回りする牧之原市に、一番必要なことだと確信しています。
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牧之原市の〝秋祭り絵巻〟の大トリを飾る静波区の服織田神社のご祭典が、いよいよ今週末に挙行されます!
本日は、区内の各町内会で「稽古上げ」が行われました!
写真は、我が仲町町内会の『子供屋台』の勇姿です!! 5、6年に1度しか当番が回ってこない、大人の本屋台に決してひけをとらない豪華で美しい、自慢話の屋台です!