説得力のあるお話…と結果
榛南ライオンズクラブの『第1123回1月第2例会』が本日24日、地頭方のうおともで、開催されました。
メーンイベントの「メンバーズスピーチ」には、牧之原市議会文教厚生委員長の植田博巳ライオン(66)が、初登場! 大学卒業後から通算31年間、公共の水道事業や水道コンサルタントとして「水源から家庭の蛇口まで、水道システムのすべてに携わっていた」という御経験を基に『榛南地域の水道について』という興味深い内容を講演してくださいました。
生活に密接した重要なテーマを爽やかに、わかりやすく…いつもの〝立て板に水〟の語り口で、解説してくださいました! どんな舞台や業種でも同じですが…やはり経験と実績、そして自信に裏打ちされた専門家のお話には、付け焼刃の知識や脳内だけで作り上げた構想とは比較にならない『説得力』がありますね。
もはや旧聞に属する話ですが…22日のお隣の菊川市の市長選挙と市議会議員選挙は…大変興味深く、参考になる結果に終わりました。市の成り立ちや人口、主要産業や置かれた環境、そして候補者の顔触れなどなど…とても多くの要素が、牧之原市と似通っているように思いますので…。
17の定数に対して、実に24人が立候補した市議会議員選挙の〝超激戦〟ぶりには驚きました。。落選した7人中、なんと現職が4人!! 新しい議会構成は…現職8、元職2、新人7と大幅に入れ替わりました。最下位当選者と次点との票差は、たった3票!! 選挙のすさまじさ、恐ろしさを改めて痛感しました。。果たして10月の牧之原市の市議会議員選挙には、何人の立候補者が現れることでしょうか?
少し意外だったのは、これだけの激しい選挙戦だったにもかかわらず、1週間の選挙期間中の各候補の動向や選挙活動の様子が、少なくとも私の見聞きする範囲ではほとんど、FacebookやツイッターなどのSNSを含め、隣接している牧之原市民の話題に上っていなかったことです。。共有する牧之原台地の茶業や工業を始め、さまざまな産業や生活で一蓮托生の間柄でありながら、牧之原市の臨海部までは選挙の熱気が伝わって来なかったのです。
4年前の選挙法改正を機に劇的に変化したインターネットやSNSなどのIT戦略を駆使した「21世紀型」「都会型」の選挙は、まだまだこの地域には浸透していないということを実感しました。。どんな選挙もどこの選挙も、何から何まで勉強になります!!