三戸町との絆を再確認
<相良庁舎の大会議室で挨拶する三戸町の松尾和彦町長>
牧之原市の〝友好都市〟青森県三戸町議会の澤田恵議長(59)以下、町議会議員13人のみなさんが、松尾和彦町長(53)ら行政当局5人とともに、我が市に視察研修に訪れてくださいました!!
何を隠そう三戸町との友好関係は、1989年(平元)に、当時榛原町長だった私の父・哲司がこの地に出向いて実現させた『友好都市提携協定』が発端です。牧之原市誕生後は、2009年に同協定を再締結。東日本大震災翌年の2012年には、大規模災害時に相互に食糧や生活必需品の供給、職員の派遣などを約束する『災害時応援協定』も結びました。30年近くに渡って、双方の商工会やJA関係者らが互いの観光や物産イベントに参加するなどして、交流を深めてきたのです。
今回は、2014年11月に我々牧之原市議会が、同町を訪問した返礼と、昨年3月の町議会改選と12月の町長選で新たに選任されたみなさんが牧之原市の『地域の絆づくり事業』について、研修するための訪問でした。
昨年末に、わずか54票差!!で3選を目指した現職(65)に競り勝った松尾新町長は、観光協会会長時代以来の訪問だそうですし、1期生議員のみなさんもそれぞれ榛原町・牧之原市との関わりや思い出のエピソードを思い入れたっぷりに語ってくださって…亡き父の蒔いた種が大きく育って、花を咲かせ、実をつけ始めている現実に感激しました。
また、今回が初めての牧之原訪問という最年少の久慈聡町議(50)は、私同様にお父上が元町長さんだったということで…夜の懇親会でも2人でいろんな話で、激しく共感し合いました!(笑)
午前中には、私の所属する文教厚生委員会がありました。所管する牧之原市の教育環境…①学力向上および体力向上の取り組みについて ②地域資源を活用した教育の現状について…担当課から説明と現状報告がありました。具体的な内容はまた後日、あらためてご紹介しようと思っていますが…とにかく私が小中学生だった大昔とは比較にならないほど、多角的で専門的で近代的な手法やIT機器によって、我が市の義務教育が支えられていることを頼もしく感じました。
今後、委員会としてさらなる教育環境充実と子どもたちの学力向上につながる提言のための調査研究を進めていきます!