おサルさん効果
デパートのような自分にとって“非日常”の世界で、時々集中的に過ごしてみると、普段は経験できないさまざまな出会いや発見があります。
上の写真の中央の配管…私は『井上陽水』と読んでしまいました! 疲れが溜まっているのかもしれませんね(笑)
正解は…『井水揚水(いすいようすい)』。地下から汲み上げられた井戸水の通す配管のことだそうです。
これぞ日々勉強!!(笑) 人生には現場で実物を見聞きして、初めて知る、初めて学べることばかりですね?
お客様に満面の笑みで「静岡県の牧之原市というところのですね…」と説明している最中に…「サルは捕まえたんですか?」と尋ねられて、ビックリしました!!!
これぞまさに『おサルさん効果』です。いつもは、静岡県内の人にも牧之原の名前と場所を理解してもらうのに四苦八苦することが多いのに…。今回は反応が全然、違うのです。
テレビや新聞で全国ニュースとして報じられたことで、東京の主婦にも『牧之原市』という名前が浸透したのです。
「まだ捕まっていないんですよ! サルも寄ってくるほど、とってもいいところですから、今度ご家族で遊びにお越しくださいな」と切り返して、本題に戻りましたが…何とか、この降って湧いた『おサルさんブーム』を牧之原市の知名度アップ(=良い意味での)につなげることができないものでしょうか? そんなことを考えているとワクワクしてきます。
せっかく、市役所が一丸となって「地域住民の安心安全のため」という大義の下、70人体制で捕獲大作戦を実施したことで、マスコミが関心を示して大報道してくれたのですから…たった1日で規模を縮小しないで、しばらくは継続的に作戦を展開し、続報を提供して行くべきだと私は思います。
捕獲作戦そのものは、シリアスに見えたり、残酷に感じる視聴者もいるのかもしれませんが…サルにとっても危険で安住できない地区から救出してあげることで初めて、全国のみなさんのモヤモヤ感も解消され、サル騒動も大団円となるはずです。