静岡空港大遺言
富士山静岡空港のターミナルビルのリニューアル記念イベントが本日22日から24日まで開催されています! 総面積は1.5倍に拡張され、従来のターミナルは国際線専用となり、今回完成した新ターミナルは国内線に使用されるそうです。
すでに今月6日には、有名店のラーメンや餃子などが楽しめるフードコート3店舗と薬局が新規に開店。さらに本日は、ビジネスラウンジがオープン。広さは約140平方m。座席数は40 席で、電源コンセントはもちろん、は、Wi-Fiも完備しているとか…。乗降客や空港見学のみなさまへのサービスと利便性が、さらに飛躍的に向上しましたね。。
私は新装オープン後のターミナルビルには、まだ1度も伺えていませんが…これからの人生では、この世界に誇れる故郷の国際空港の「ヘビーユーザーになれたらいいなあ」とワクワクしています。
ちょうど、現地で盛大な記念式典が開催されていたころ…私は、亡き父・哲司が今から13年前の2005年(平17)に上梓した『老犬ふらりの静岡空港大遺言』という本を読んでいました。さまざまな事情で反対運動が続き、空港開港が遅れに遅れていた当時の世論に対し「当初から係わってきた者として」義憤にかられ、12歳の愛犬の名を借りて書き上げた渾身の書下ろし大作です。
「自分たちが17年の歳月の中で経験した事実を語ることを通して、静岡空港問題が如何に重大かつ深刻な問題だったか…。そして、それを地域、地権者が知恵と勇気でどのように克服してきたかを、県民の皆さんに少しでも知ってもらいたいと思いました」と父は、あとがきに綴っています。