故郷の古き良き伝統
今朝のことです。年始回りに出かけようとしていたら…MessengerやLINEで〝剣道馬鹿〟の可愛い…とまではもう言えないww 後輩たちから「早く榛高の初稽古に来てください!」と矢の催促が…!!
慌てて道着に着替えて駆けつけて、いきなり素振りもなしの地稽古でヘロヘロに…。
息も絶え絶えに何とか生き延びたと思ったら、国体選手の1つ下の後輩が…「センパイ! まさか、今日はこの後の相良高校の初稽古に行かないつもりじゃないですよね?」
「も、もちろん行くさえー!」とこわばった顔で応えると、防具を着たまま相高に向かいました。私のモットーは「いつでもけんじ。どこにもけんじ」ですから!!(でも、そろそろ体力の衰えが心配な年齢ですから、今年は無理はしないようには心がけます)
午後にご挨拶に伺ったお宅で、家族や親類、近所の方々まで勢ぞろいの盛大な新年会にお招きいただきました! 何より感心、感動したのは、小さなお子さんたちがみんなで自然薯をすりおろして、とろろ汁を作るお手伝いをしていたことです。
「ああオレも小さいころ、両親と一緒にやったっけなー! 楽しいっけなー!」とジーンときました。冷凍とろろ汁は、よく売りに行く私ですが、大人になってからは自然薯を自分ですって調理したことがありません。。平成の終わる今の世で、子どもたちが器用にすりこ木を操っている情景に見入ってしまいました!!
剣道の初稽古もとろろ作りも、昭和やもっと前の時代から、この地域でもずっと親しまれ、守り継がれてきた大切な伝統行事です。。ほとんど忘れかけていた私にとっては、年明け早々あらためて〝温故知新〟という故事成語の意味を噛みしめた1日になりました。