地域の未来を考える
我が家の庭の桜シリーズの最後を飾る八重桜が、見ごろとなりました。平成の時代も後、2週間ちょっとで終わりますね。
牧之原市民有志による「牧之原みんなのくらしを学ぶ会」主催の公開学習会『ギャンブル依存症を考える』に伺いました。。国学院大学の横山実名誉教授(犯罪学)のご講演は…タイトルの「ギャンブル依存症」にとどまらず、研究者としてとらえた「IR(統合型リゾート)」や「カジノ」の全容や問題点が、丁寧にわかりやすく解説されていて、とても勉強になりました。
また会場には、地域の未来を考えてIR構想に「批判的・反対」な思いの市民ばかりではなく、地域の未来を考えて「推進・賛成」している立場や考えの方々も参加されていて、講演後の質疑応答も、冷静でとても内容がある有意義なものでした。どんな事業もプロジェクトも、必ず賛否両論があります。自分たちの理想や主義主張を一方的に展開するのではなく、双方がしっかりと同席した上で、感情的ではなく論理的に対話する、議論していく必要性をはっきりと認識しました。
私は、これまで行政や様々な団体やグループが行っている説明会や学習会には欠かさず参加させていただいていますが、地域唯一の県議会議員という立場になって初めてとなる今回の学習会で、あらためて自分の立場と責任の重さを実感しました。