アカウミガメの漂着
牧之原市の須々木海岸にアカウミガメの死体が漂着し、地元の保護団体『カメハメハ王国』の執事の山本明男さん(相良物産社長)が、データ収集のためにサイズ測定と解体の上、埋葬するとFacebookで知り、現場に急行しました。
以下は、山本さんが測定したデータです!
【相良海岸ストランディング記録19-02】
①漂着日時 令和元年6月15日 死亡漂着 通報
②漂着場所 静岡県牧之原市須々木地先海岸
③調査者氏名 山本明男 6月16日午前9時~
④立会人氏名 大石健司 先生圭造
⑤認識番号 無し
⑥種 別 アカウミガメ♀
標準直甲長:707mm
直甲幅 :576mm
頭長 :163mm
頭幅 :157mm
腹甲長 :571mm
⑦ガス 有
背甲 剥離せず
四肢 全有
頭部 有
⑧外傷 無
⑨付着生物 背甲に藻
⑩肥満度 標準
⑪消化管内容物 胃:無
腸:ホヤ、プラスチックシート、発泡スチロール
20歳ぐらいの若い健康そうな雌ガメが、定置網か何かで身動きが取れずに死んでしまったらしいと聞き、可哀想に思いました。
大量ではありませんでしたが、腸の中には消化できないビニールや発泡スチロールが入っていたのにも、人間の罪深さを痛感しました。
めったにない経験をさせていただいた山本さんに、心から感謝するとともに、カメハメハ王国の活動の意義と素晴らしさにも改めて感銘しました!!
毎年、多くのアカウミガメが産卵にやってくる牧之原市の海岸には、たどり着けなかったカメの遺骸も、しばしば漂着します。下の写真の一番下の列の2枚は、10年前の6月、当時小5のウチの息子たちと見つけた別のカメです。
晴天なのに、台風のような暴風が吹き荒れ、昨年枯れてしまった中庭の夏ミカンの木が根本から折れて倒れ…亡き父の愛車をかすめましたが…かろうじて無事でした!
そういえは今日は〝父の日〟! 「おい! カメもいいけど、俺のことも忘れるなよ!」という天の声だったのでしょうか!? あっ! お墓参り行かないと!!(笑)