嘉義県との絆
台湾訪問2日目は、新幹線に乗って台湾南部の嘉義市に来ました。
高校野球の甲子園大会は本日開幕しましたが…日本統治時代の1931年(昭6)の第17回大会に、台湾代表として出場した嘉義農林学校が準優勝したことを、この地のみなさんは、今も心の底から誇りに思っていることがよくわかります。
この素晴らしい史実は、2014年に『KANO 1931海の向こうの甲子園』という映画となり、台湾ではもちろん大ヒット! 日本でも大変な話題となりましたよね?
午後は嘉義県庁に赴き、翁章梁(おうしょうりょう)県知事(55)を表敬訪問しました。
台湾一のお茶(高原茶)の生産地である嘉義県は、北緯23.5度の北回帰線の下に位置し、今の時期には、太陽がほぼ頭の真上を通る暑い県です。
お茶以外にも、トマト、パイナップル、オレンジ、メロン、柿、梨、ライチなどで有名な人口約50万人の農業県で、近年は良質なコーヒーの生産地としても知られるようになっています。
8年前に当時の知事が来静し、川勝知事を表敬訪問して以来、双方がお茶交流を中心に、親善訪問を繰り返して、友好な関係を築いてきました。
静岡県同様、美しい海と山に恵まれていて、海では海水浴やビーチスポーツ。そして、牡蠣の養殖が盛ん。山では大井川鉄道と交流がある高山鉄道の阿里山森林鉄路が、内外からの観光客に大人気だそうです。
昨年末に初当選した翁知事も知日派として知られ、政府の農業委員時代から静岡県にも何度も訪れているそうです。
「遠路はるばるお越しいただき感謝します。富士山、お茶、伊豆半島、わさび(笑)…私は静岡県が大好きです。台湾と日本は、国は違いますが、心の隔たりはありません。これからもこうした貴重な交流を通じて、みなさんとの絆を深めていきたいです」と素敵な笑顔で話してくださいました。
本日、熊本県で開催された全国高校総体剣道女子個人の部で、素晴らしい快挙です!!
私と同じ牧之原市静波(…の仲町町内会)在住で…吉田町の水龍舘で剣道を始めた静岡県女王&東海総体覇者の川合芳奈(かんな)さん(東海大静岡翔洋2年)が、なんと準優勝しました!!
関東女王で、2016年の全中優勝者の柿元冴月(さつき)さん(茨城・守谷3年)に、互角に渡り合いましたが…延長戦の末、惜しくも敗れました。
でも、川合さんはまだ2年生。来年は、全国制覇にチャレンジです!!