地球の裏側の地獄絵図
新型コロナウイルスは、暑さにも湿気にも平気です!
日本では、当初は中韓、最近はイタリアやスペイン等の欧州や米国の非常事態しか報道されていませんが…南米のエクアドル第2の都市グアヤキルが今、地獄と化しています。
ここ数日のコロナウイルス感染症の爆発的な増加で、都市機能が完全に麻痺しているだけでなく…市民が自宅や街中でバタバタと倒れ、亡くなっているのです。
感染症状が出ても、病院は機能していません。救急車は来ません。自宅で亡くなっても、引き取る葬儀屋さんも霊柩車もありません。一家全滅が怖くて、愛する家族の遺体にシーツをかぶせて家の前に放置したりしています。
南緯2度の熱帯の強烈な太陽と、海辺の町の蒸し暑さで、遺体はすぐに傷み始め、耐え難い臭気を放ち始めます。そのまま3日も4日も経過して、警察や役所に何十回も電話することに疲れた人々は、タイヤを燃やして遺体を焼いたり、大通りの脇まで運んで逃げたりしています。
これまでの市中の死者数は、確認されただけで「308体以上」と報道されていますが…そんなものでは、なさそうです。そしてこの先も、加速度的に増えていくでしょう。。
エクアドルは、もともと衛生状態が良くない南米の貧しい国ですが…31年前に日本政府主催の『第1回世界の船』で訪れた当時の明るく楽しい人々の笑顔が、忘れられません。
日本では「気温が上がり、梅雨の季節になればコロナウイルスは沈静化する」と言われ続けてきたような気がしますが…この〝新型〟は、違います。。
この先の対応を誤れば、日本でも悲劇的なオーバーシュート(=感染者の爆発的拡大)は起こります。それをみなさんに知ってもらいたくて、写真と映像をシェアしました。不安を煽ってすみません!
でも、地球の裏側の現状は、こんなに深刻なのです。
今年の勝間田川の桜並木のお花見は、車窓から…
なぜかソメイヨシノだけは、ここ数年で一番遅い気がします。
虚しい春を惜しむように…(;´Д`)