With コロナの緊急対応
静岡県議会は本日4日から10日(木)まで、各会派の代表質問と、各議員の一般質問が行われます。
質問初日の本日から、本会議場の入口にタブレット型の『顔認証検温器』が設置されました。ただし1台しかないため、渋滞の発生を避ける意味もあり、従来通り数人の職員による非接触の赤外線体温計での検温も並行して実施されました。
私は、職員さんの体温計では「35.2℃」と自分の平熱(35.8℃)を大きく下回る数値が出たのですが…興味本位に列に並んで計った検温器では「36.3℃」という表示。どちらが正確なのかは分かりませんが(笑)…とにかく「熱が出てなくて良かったな~!」という安心感を得ました!(*'ω'*)
猛威を振るう新型コロナ第3波への対応で、議場でもこれまでとはルールや作法が変わりました! 6月定例会以来2定例会ぶりに、議場で座っている議員が、午前と午後で、半分ずつ入れ替わることになりました。退席した半数の議員は、自室のテレビでのリモート傍聴となります。
ただし、ちょうど半数だと定足数(過半数)を満たさなくなるため、無所属の私は本日は、前回同様1日フル出席でした。
質問者は前回までと同様、中央の演壇に登壇してからマスクを外し、質問ができますが…答弁する側は、知事も副知事も各部局長も、マスク姿のまま自席で起立して、答弁の文書を読み上げる形式に変更されました。
いつもなら当意即妙にアドリブのコメントを答弁に挿み込む川勝知事が、質問ごとに机上の答弁書を探して取り上げて、手元に持ってくるため、午前中は表情に余裕がなく、ちょっと精彩を欠いているように見えました(笑)
【河原崎聖(56=自民改革会議)】
1 新型コロナウイルス感染症の感染蔓延期における対応について
2 令和3年度当初予算の編成方針について
3 ウイズコロナ、アフターコロナ時代の経済政策について
4 茶業振興策について
5 富士山観光について
6 富士山静岡空港の航空路線の維持確保について
7 行政のデジタル化について
8 地震・津波対策アクションプログラム2013の推進について
9 緊急消防援助隊全国合同訓練について
10 災害に屈しない中山間地のみちづくりについて
11 東静岡駅周辺地区の活用について
(1)新県立中央図書館整備に向けた今後の対応
(2)東静岡駅南口県有地の活用
12 過疎地域における県立高校の在り方について
13 ストーカー犯罪被害者の安全対策について
【阿部卓也(54=ふじのくに県民会議)】
1 知事の政治姿勢について
(1)新型コロナウイルス感染症対策
(2)リニア中央新幹線整備への対応
(3)令和3年度当初予算編成
2 コロナ禍での地域外交について
(1)外国人100人会議開催
(2)韓国との地域外交
3 組織改編について
(1)感染症防疫専任組織の常設
(2)デジタル局の新設
(3)専門職職員の採用拡大
4 21世紀を担う環境政策について
(1)次期環境基本計画
(2)リソーシング産業の育成
(3)生物多様性の保全
(4)グリーンボンドの導入
5 駿河湾フェリーの今後の在り方について
6 サクラエビの資源保護について
7 水害対策の「流域治水」への転換について
8 新時代の教育改革について
(1)GIGAスクール教育に対応する現場人材の確保
(2)STEAM教育の公立高校への導入
(3)教育長の描く新時代の教育改革の姿
9 信号機に頼らない交通安全対策について
静岡県の新型コロナウイルス対策本部は本日4日、『県新型コロナウイルス感染症医療専門家会議』から提言された「医療提供体制の確保のための具体的な対策」を踏まえ、感染拡大防止と医療提供体制の確保のために、以下の対応方針を策定し、公表しました。
県は、感染拡大防止と医療提供体制の確保のため、これからも全力を挙げて、必要な対策を実施していきます。
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1 医療提供体制の確保対策
①感染患者受入医療機関の拡大及び入院病床の確保(360床→450床)
②宿泊者療養施設や自宅での療養者の対象拡大
・現在入院中の方で、宿泊療養施設での療養が可能と医師が判断した場合の積極的な移動
・宿泊療養施設への移送体制(県職員等が実施)の拡充
③感染性がなくなった患者の受入れを後方病院や福祉施設へ要請
④院内感染が発生した病院の診療機能を代替する支援体制の構築
⑤福祉施設で感染が発生した場合の応援体制の強化
⑥感染患者受入医療機関への人的支援
⑦感染者が発生した医療機関や福祉施設への迅速な対応
⑧感染患者受入医療機関の機能分担
⑨自宅療養者の健康観察を外部委託化し、自宅療養者の増加に対応
⑩医療機関への入院が困難な場合の福祉施設内療養の体制整備
⑪自宅療養者の症状が悪化した場合の診療体制の確保
2 感染拡大防止対策
(1)クラスターの抑制
①飲食店における感染防止対策の徹底
・飲食店に感染防止対策を臨店指導(クラスター発生市町の繁華街等から順次実施)
②クラスターが発生している市町における集中検査の実施
・クラスターが発生している業種、地域を定めて抗原定量検査等による集中的な検査の実施
③歌唱や接待を伴う飲食店への県民の訪問自粛の要請
・集中対策期間(~12/20)において、感染防止対策が不十分な「歌唱や接待を伴う飲食店」あるいは「店側が対策をしても、他のお客様が感染防止対策の不十分なままで行動する可能性のある飲食店」への訪問自粛を県民に呼び掛け
④業種別ガイドラインによる感染防止対策の再度徹底
⑤寒冷期においても換気や湿度の管理など感染しにくい環境の確保
⑥顧客にマスク非着用での歌唱や会話はできないことを徹底するための貼り紙や声掛けの実施
⑦接触確認アプリCOCOAの活用、顧客への利用の働き掛け
(2)店舗や事業所での感染拡大防止
①業種別の感染防止対策ガイドラインの再確認
②飲食店における1テーブル4人以下の対策の徹底
③寒冷期においても換気や湿度の管理など感染しにくい環境の確保
④年末年始の休暇の分散など密を避ける行動の実施
(3)県民の感染防止対策の徹底
①「外出時や会話時のマスクの着用」「こまめな手洗いの徹底」「人と人との距離の確保」「適切な換気の実施」を徹底
②感染リスクが高まる「5つの場面」の回避
③マスク着用を含む「感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫」を周知
④クラスターが頻発している地域における感染リスクに不安がある場所への外出の自粛
3 感染リスクが低い日常生活の継続
○仕事、教育、通院など、感染リスクが低い日常生活については、感染防止対策を徹底した上で、平常時の行動へ継続可
4 誹謗中傷等の根絶に向けた呼び掛け
○新型コロナウイルスに感染された方やその治療に懸命に対応されている医療従事者の方々への心無い誹謗中傷や差別的対応の根絶に向けた啓発の実施
5 今後の更なる感染拡大の場合の対策の実施
○感染防止対策の臨店指導や集中的な検査の実施、特定の地域・業種に絞った営業時間の短縮要請等について、関係市町等との内容の検討や調整の開始
○感染拡大が継続した場合の追加的措置の実施