TB荒茶加工施設の竣工式
牧之原台地の南端に完成した㈱Cha-kouba(原間秀樹社長)の『TB荒茶加工施設』の竣工式に、地元県議としてご招待いただきました。
「Cha-kouba」とは、文字通りの〝茶工場〟を意味するだけでなく…「50年後、100年後もこのお茶畑が広がる牧之原台地の〝社交場〟であってほしい」という関係者の夢が込められた名前だそうです。
「TB」とは「Tea Bag(ティーバッグ)」のこと。同社とJAハイナン、そして牧之原市に工場を持つ大手飲料メーカー伊藤園との連携で、最新の設備と技術を駆使した主に海外向けのティーバッグ専用の緑茶(荒茶)を生産する施設として、今月末から稼働します。
今年は天候に恵まれ、かつてないほど順調に美しい新茶が芽吹いている大茶園の中にそびえ立つ、要塞のような新工場が、静岡茶の復権と牧之原茶の反転攻勢の拠点となることを期待しています。
新米県議会議員の私は、事前にはこの壮大なプロジェクトのお手伝いができませんでしたが…これからは、こういった国や県の助成を利用しての地域の事業や産業の活性化に全力を挙げたいと思いました。
まずは、長引くコロナ禍の下、昨年の議会で川勝知事や農林水産担当部長が公言した「新型コロナウイルスに対する緑茶の効能の研究と証明、そして世界的な学会や学術誌への告知PR」の現状がどうなっているのかを、担当課に厳しく問い合わせてみます。