人の力の素晴らしさ!
本日、竜巻で絶望的な被害を受けた牧之原市須々木区の醤油会社に駆けつけてくださったみなさん! お疲れさまです。本当に、本当にありがとうございました!
昨日の午後からのSNSでの呼びかけに、脊髄反射wwで応じてくださった約80人のボランティアさんのご尽力で、現時点で人力でできる部分の片付けは完了しました。
雨予報の明日は、安全確保の保証がないため、ボランティアは中止します。さらに明後日以降も、人海戦術のスペースが確保できないため、しばらくは業者さんによる重機での瓦礫撤去作業を行います。
どうか、みなさんご理解ください!
今回、わずか2日間の〝超濃縮ボランティア活動〟でしたが、昨日の午前7時に、私の携帯に「ボランティアしたいんだけど、どこに行けばいいんですか?」と電話して、危機感の足りなかった私の背中を突き飛ばしてくれた(笑)…元榛南ライオンズクラブ会長で、吉田町の㈱栄保の吉田正義社長の行動力(豪腕ぶり?)にも、心から感謝しています!(*^^*)
昼前にはいったん須々木区の現場を離れ、15km離れた坂部区のイチゴ農家のビニールハウスの被災状況を確認に行ってきました。
「けんじさん! ウチのイチゴも大変なんです!! 見に来てください!」という緊急メッセージをいただいたからです。
東京の有名果物店やデパートで大人気の最高級のイチゴを生産している6棟のビニールハウスのうち3棟が全壊。コンクリートの基礎部分が地上から3m も浮き上がっているのには、とても驚きました。
ハウスの土台や骨組みに使う数mのパイプや機器の破片等が、周辺から180m先の田んぼの中まで吹き飛んで、散らばっていたそうです。竜巻の直撃を免れた3棟もパイプが曲がったり、ビニールが破れたり…と悲惨な状態で
す。
業者さんによる復旧作業は始まっていますが、あとまだ1カ月は収穫できたイチゴの大部分は、もう出荷できそうにないそうです。
「ボランティアさんたちに、できる作業はありますか?」と伺いましたが…壊れたハウス内は危険なため、素人には撤去作業は不可能とのこと。
「無傷なイチゴを収穫するお手伝いを、ボランティアさんに頼みましょうか?」とも申し出ましたが…「中は危険ですし、摘み方にコツがあるので、申し訳ないですが…」と丁重にお断りされました。少し残念。。
いずれにしても、今やお茶に次ぐ基幹農作物のイチゴ農家への復旧支援も急務です。市と連携して、県や国に強く申し入れる決意を新たにしました。