熱海の被災地支援について
熱海への支援をお考えのみなさんに、お知らせします。現在約500人の被災者が市内のホテルに避難中ですが、災害救助法の適用もあり、16日まではそのまま滞在可能になりました。
宿泊施設が潤沢な日本有数の観光地という利点や災害援助法の適用もあり、衣食住については今のところ、十分な提供ができています。今は物資的な支援は必要ありません! 動きがあり次第、またご連絡します!
一方で…熱海市は、義援金の受付を開始しました。⇒ ⇒こちら!!
なお、警察、消防、自衛隊らによる行方不明者の捜索が行なわれている現時点では…建設業者や被災地支援のNPO関係者等を除き、熱海市内か現地に日帰りで通える地域以外からのボランティアの登録も活動も、始まっておりません。
次のフェーズに移行した際には、どうかご支援、ご協力をお願いいたします!
国土地理院は本日7日、熱海市で発生した土石流で流出した土砂量の総量が、約4万7800立方メートルに達するとの推計結果を発表しました。
土石流の現場をドローンを使ったレーザー測量を行って、2009年6月と2019年12月の航空測量データと比較した結果…2009年から2019年にかけて外部から持ち込まれたとされる最頂部の〝盛り土〟は、約5万6000立方メートルと推計。最大で厚さ13mの高さにまで積み上がっていたと推定しました。
土石流によって、盛り土前からあった山肌が厚さ約8mもえぐられている箇所があることも新たに判明しました。一方で、盛り土の一部は崩れずに残っており、土石流の再発につながる恐れもあるそうです。
静岡県は、全体の土砂崩落量は約10万立方ートルと推定していますが、二次災害や他の地域での土砂災害を防ぐためにも、今後は徹底的な原因究明と再発防止策の実施が求められます。