牧之原のちょっといい話
うれしい話です。画期的なニュースです。
5月に牧之原市各所で発生した竜巻で、多くの住宅が屋根が飛ぶなどの被害を受けたことを受けて…牧之原市はこのほど、この災害で損壊した屋根瓦の修繕工事を対象にした補助金制度を創設してくれました。
そして、さらに…近年、激甚化・頻発化する気象災害に対応して令和4年1月1日(火)から、建築基準法の告示基準(=瓦の緊結方法)が強化されることを踏まえ…牧之原市では、法の基準に合致しなくなる瓦屋根の耐風診断、および耐風改修工事に対しても、補助金を交付してくれるのだそうです!!
つまり…今回の竜巻以外でも、通常の屋根瓦の取り替え工事にも適応されるのです。なので、一般家庭のみなさんにも広くお知らせしたいと思いました。
これは宮城県亘理町に次いで、全国で2例目です!!
静岡県瓦屋根工事業連合会(全瓦連)との連携により、国が指定したガイドライン工法で屋根瓦の取替工事を実施した場合には、国や県を通じて工事費用の23%(最大55万2000円)の補助金がもらえます。。詳しくは…⇒こちら!!
この発表を受けて、県内はもとより全国から「牧之原市さんの制度をお手本にして、ウチでも採用してみたい」という自治体が続々と現れているそうです。
海山川の自然に恵まれ、全国からの移住定住者を受け入れに邁進している静岡県において、我が牧之原市が真っ先に自然災害に備えた住民の安全・安心の一助となる補助金制度を導入したことを誇らしく思うとともに、早期実現にご尽力くださった杉本市長以下、牧之原市役所と全瓦連、そして災害支援ボランティアの関係各位に心から感謝いたします。
一方、牧之原市では生活困窮者家庭を対象にした『子ども食料支援事業』も、12月からスタートしました。
牧之原市の子ども家庭課が企画と相談対応を行い、私の年下の親友・鈴木和樹さんが事務局長を務める静岡市のNPO法人POPOLOが、フードドライブ事業で集めた食料を、牧之原市の子育て世帯にお届けすることになったそうです。
私が市議会議員だった2016年に牧之原市に鈴木さんを紹介したことが縁で、牧之原市役所は毎年「フードバンク」のための食品回収ボックスを設置してくれるようになりました。フードバンク(フードドライブ)とは…包装のキズや印字ミスなどのために、まだ食べられるのに市場流通性を失い、廃棄せざるを得ない食品や、家庭で消費しきれない食糧を、企業や個人から無償で提供を受けて、ホームレス支援団体や生活困窮者など、食糧を本当に必要としている方々にお届けする慈善活動です。
今までは、主に市外の困窮者のために実施していた事業を、今度は市内で困窮している家庭や子どもたちのために、展開することになったのです。これもまた、うれしくてありがたい活動ですね。
市民のみなさんにはあまり知られていないけど…この世知辛い年の瀬に、とても重大でうれしい話題を2つ、ご紹介させていただきました!!(*'ω'*)