まん延防止措置の延長決定
静岡県の川勝知事は本日14日、県庁で臨時の記者会見を開き、今月20日に期限の切れる『まん延防止等重点措置』について「延長することを国に要請する」と発表しました。
まん延防止措置に関しては。県の専門家会議が先週、県内の感染状況について「病床のひっ迫は続きレベルを引き下げられる状況ではない」との意見をまとめていました。川勝知事は「今回も措置によって、人流が6割抑制され、一定の効果は出ている」と前置きした上で…「改めて専門家会議の委員の先生の方にご意見を伺ったところ、大多数の先生から期間延長を是とする意見をいただきました。早ければ明日15日にも政府に対して、まん延防止等重点措置の期間の延長を要請することとしました」と話しました。
先に、来月6日までの延長が決まった東京などの13都県に合わせるのか、スタートが1週間遅かったことから同13日までとなるのかは、国が判断することになるそうです。国の決定を受けて、県は今回も飲食店に対して延期決定のお知らせハガキを出すそうです。
2月20日までの協力を1期とし、2月21日から申請を受け付けるそうです。2月21日からの延期分(2期)の協力金は、終了日の翌日から申請可能とする予定です。2回に分けるのは1期分を早く振り込むようにするためです。
今回も飲食店だけを対象にした「休業要請」や「時短要請」を延長することについては、正直言って私はもはや懐疑的ですし、飲食店以外の様々な業種の事業者のみなさまにさらなる我慢と辛抱を求める施策の推進は再考すべきと考えます。しかし、感染力の強さからなかなか収束に向かわないオミクロン株の特性もあり、いまだに専門家レベルでも効果的な対策を打ち出せない以上、知事の判断もやむを得ないとも感じています。
1日も早くコロナ第6波を終わらせるために、今一度の感染防止行動へのご協力をよろしくお願いいたします。
本日14日は、静岡県内では新たに965人が新型コロナウイルスに感染したと発表されましたが…2週間ぶりに1000人を下回り、死者のは発表はありませんでした。。ただし、新たなクラスターも10件確認されました。
牧之原市では13人(未成年3、成人9、高齢者1)、吉田町は20人(未成年3、成人16、高齢者1)でした。