
今年も我が家の庭の『淡墨桜(うすずみざくら)』が、満開になりました!(*'ω'*)
9年前に69歳で他界した母が生前、岐阜の本巣で買い求めた樹齢1500年超という有名な山桜(品種名・エドヒガンザクラ)の苗が、今では大木になりました。
どこから飛んできたのでしょう? まさに花曇りの空の下、たくさんのミツバチが花にむらがり…「ブーン」「ブーン」という心地良い低周波の羽音が周囲に響いています!
淡墨桜の花びらは、今は綺麗な桜色ですが…散る間際に、淡く墨で描いたような幻想的な灰色に変わります。
あっと言う間に月日は過ぎ去り、季節も流れ…桜も人も、色あせて散っていく…諸行無常の理を教えてくれます。

静岡市のグランシップで開催された『第47回静岡県工芸美術展』(主催:静岡県工芸家協会、静岡県など後援)で、牧之原市須々木区在住の著名なキルト講師・石崎圭子さんが、優秀賞である『静岡県文化協会賞』を受賞しました!!(*´ω`*)
工芸家協会の会員と準会員、そして一般から応募があった149作品の中からキルト作品では唯一、一般応募の石崎さんが地元牧之原の夜の海をイメージして作り上げた『郷愁~Nostalgia』という魅惑的な力作が、準大賞に選ばれたのです。(*^^)v
洋上に浮かぶ満月が、キルトの色合いと質感で不思議な様相を呈する海面に反射している光景に、引き込まれる大作です。紫色の夜空はお母様の古い着物の生地を再利用したそうです。
初出展だった昨年の『奨励賞』に続き、静岡県のキルト界の第一人者としての地位を不動にした石崎さんは「自宅の窓から眺めた海辺のイメージを膨らませて、1カ月以上かけて製作しました。観てくださる方々がそれぞれの思いで、ご自身の郷愁を感じ取っていただけたらうれしいです」と感慨深げにお話しでした。
随時、生徒さんを募集中だそうです。詳しくは…ブログ(⇒こちら!!)またはメール(felz.k606@gmail.com)で、ご確認・お問合せください!(^^♪
◆キルト(Quilt) 表地と裏地の間に薄い綿を入れ、重ねた状態で刺縫い(キルティング)したものの総称で、日本では、多色の布を縫い合わせたパッチワークキルトが主流。布地の有効利用のために、余った布や端布をつないで作ったのが始まり。欧米では産業革命以降、庶民の暮らしにゆとりができると、キルトにも装飾性が求められるようになり、様々なモフチーが考案された。