29年前の思い出
本日5月15日は、29年前にJリーグが開幕した日です。
あの夜は、東京・国立競技場でヴェルディ川崎(現東京V)と横浜マリノス(現横浜F.マリノス)の1試合だけが開催されました。
当時日刊スポーツの27歳の年を食った新人記者だった私は、試合前から「勝った方でヒーローになった選手の記事を2面の頭記事を書く」という…とても難しい大役を担っていました。
1面の記事は、JSL時代から日本サッカーを見続けていた大先輩による「歴史的勝利モノ」と決まっていました。
果たして試合は、カズでも武田でもラモスでも木村和司でもなく、開幕前にオランダからヴェルディに来たばかりで誰も素性を知らないマイヤーが、メモリアルのJ初ゴールを決めてしまい…その場の全ての記者が「あちゃー!!((+_+))」と頭を抱えたわけですが…
幸いにも、後半開始直後にマリノスで前身の日産自動車時代から活躍していたブラジル選手のエバートンが同点ゴール!! そして、さらにその11分後に、アルゼンチン代表のスーパースターだったラモン・ディアスが決勝ゴールを挙げて、マリノスが逆転勝ち!! 誰よりも私が一番喜びました!(笑)
開幕セレモニーがあったせいで、試合終了が21時半を超えるという…原稿の締め切り時間を考えれば、地獄のようなハードワークでしたが、何とか事前にスペイン語を駆使して情報収集していたディアスのヒーロー原稿を仕立てることができました。
残念ながら…当時のその2面の大原稿の紙面は持ってはいませんが…今思えば、私が一番イキイキと楽しく、血沸き肉躍るピュアなスポーツの記事を書いていた幸せな思い出です!(*'ω'*)
今年が創立45周年の『特定非営利活動(NPO)法人静岡県ボランティア協会』の『令和4年度定期総会』後の記念講演に伺いました。
障がいのある方々や要介護者の支援事業を「アート」と「ケア」の視点で、多角的に展開している奈良県の市民団体『たんぽぽの家』の播磨靖夫理事長(80=写真左)による「小さき人びとの声を集約する ~ 45年を迎えたボランティア協会に伝えておきたいこと~」という講演でした。
元毎日新聞記者の播磨さんの「弱い立場の小さき人たちの声に気づき、話を聴き、救いの手を差し伸べるのがボランティア。支え合い、人とつながり、困っている他者への思いやりは、人々の心に刻まれます」という穏やかな語りを、神妙に拝聴しました。
そうです。。私は、政治家もまったく同じなのだと思うのです!!