
静岡県は本日22日、現在は牧之原市と御前崎市が供給を受けている『榛南水道』を廃止して『大井川広域水道企業団』と統合するための実施協定を、両市と企業団と今月16日付けで締結したことを発表しました。
わかりやすく説明しますと…静岡県が所有・運用している吉田町川尻の榛南浄水場を廃止し、現在は榛南水道の供給を受けている2市の住民には、2029年度から島田市の大井浄水場からの水が供給されることになるのです。
その理由は、老朽化した設備や水道管の更新にかかる高額の費用をなくし、約160億円のコスト削減を図るためです。
大井川の〝命の水〟の恵み豊かな良質な上水道の水源を、7年後に1つ廃止するわけですから…私は、静岡県が「大井川下流域の水は、十分足りています。今もこれからもまったく心配ありません!」と断言してくれたのだと、大変心強く思っています。
静岡県が今、水道事業の統合を決めたということは…①リニア工事は絶対にさせない ②リニア工事があっても、供給する水は絶対に減らない…という二択のどちらかを確信しているということだからです。


牧之原市の川崎幼稚園の事故を受けて、静岡県は本日22日、送迎バスを所有する県内の保育所、認定こども園、幼稚園、特別支援学校…計232施設552台の「バス運行状況調査」の速報値を写真の通り、公表しました。
今回の調査結果の内容は、これから実施する全施設への立ち入り検査で確認し、問題があれば速やかに指導や改善勧告を行うそうです。