

静岡県議会12月定例会最終日の朝、私の議員控室に県知事直轄組織の『地域外交局地域外交課』の課長と担当者が、〝御報告〟に訪れました。
マスコミには全く取り上げられず(笑)…県議会の各会派でも問題視されず…無所属のワタシ1人だけが「こんなことってありですか?」といきり立っている(…ように見えるww)例の静岡県とインドネシア・西ジャワ州との不可解な『交流促進事業』の公募における県の不手際についてでした。
前回、私自身が経緯を含めて解説した事実に沿った内容を詳しく説明していただきました。
ただ、14日の総務委員会で私が指摘したたくさんのことが、何故か…①誤ったタイトルと内容の県知事名の公告が、適正に実施されたのか? ②この件について、県民からの指摘や問い合わせがなかったのか? の2点だけに集約されていて…
その回答が…①公告は適正に実施されました。②県民や企業から、今回の誤りに対する問い合わせはありませんでした!( 。??_??。)キリッ
…という、とても簡潔にして、明瞭な2行だけだったことには、全く納得がいきません。
絶対にあってはならないミスだったことはもちろんですが、県庁内でも外部からでも何の問い合わせも間違いの指摘もなかったことの方が問題なのです。。そして、西ジャワにもモンゴルにも、結果的に…というか、不思議なことにww…どちらにも1者(社)しか応募がなかったこと…についての説明もありませんでした。
さらに「そもそも誰も間違いに気付かないほどの寂しい注目度なのに…静岡県がわざわざ特定の国や地域を相手に、都合10年に渡ってこんな交流事業を行うメリットや費用対効果があるのか?」という、私が一番声高に指摘した点、委員会質問のキモの部分に対する回答がなかったことが、残念でなりません。
これからも、県の地域外交については最大限の関心を持ち、県民の代表として声を上げ続ける決意を新たにしました。

〇過去最高656億円の12月補正予算を可決
静岡県議会12月定例会が本日21日、無事に閉会しました。柱である今回の一般会計補正予算の総額は約656億円となり、昨年を約101億円上回り、過去最高を大幅に更新しました。
幼稚園等の送迎バスへの安全装置や登園管理システムを整備する助成金3億9000万円を計上。『置き去り防止装置』の設置を義務付けた保育施設や特別支援学校のバスに、1台あたり18万円。登園管理システムの構築費用の5分の4を補助します。
また、既報の通り『中小企業等物価高騰緊急対策事業費補助金』に37億3000万円、文末にある来年1月からの観光支援事業の77億円。県民の安心・安全の確保のため、国の『防災・減災5カ年加速化対策』に呼応して道路や橋梁、堤防等の整備の約280億円も可決しました。
補正予算の成立を受けて静岡県は本日、現在12月27日まで実施している『今こそ しずおか 元気旅』(全国旅行支援)を、新年1月10日(火)から3月31日(金)まで…添付写真の概要で、リスタートさせることを公表しました。
対象地域や旅行方法等の条件は、基本的に従来通りですが…宿泊・旅行代金の割引率・額は、下がりますのでご注意!!