
本日も、挨拶回りの合間に、牧之原市議会2月定例会の一般質問を傍聴に訪れました。
公私に大変お世話になっている須々木区の名波和昌市議が『学校関係・防犯関係・道路関係の安心安全について』という広いテーマの質問を行いました。そして、当局側の答弁に対する再質問の最後に、昨年9月の川崎幼稚園での園児死亡事件について、以下のように言及しました。
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「ご承知の通り、先週から静岡新聞の1面に川崎幼稚園の痛ましく悲しい事故について『届かぬ声』と題したご遺族の切なる思いが掲載されています。
ご遺族の方が事故前、そして事故から半年間、どのような思いで過されてきたのか、またそれを記事にされることをどのように考えておられたのか…涙を流さずにはいられません。
この『届かぬ声』の意味の重さ、そしてご遺族の悲しみと憤りは、察するに余りあります。私たち議員はもとより、市長をはじめ行政のみなさまが、改めてあの事件の重さを認識しなければならないと考えます。
牧之原市が持続性のある街であるためには『市民の安全』がなくてはなりません。それはすなわち「市民の命を守ること」であり、行政も議会も最優先すべき課題です。
引き続き『市民の安全』について、さらに充実した施策の推進をお願いしたく存じますが、市長いかがでしょうか?」
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あってはならない事件の発生からちょうど半年というタイミングでの新聞の特集に合わせた良い質問に、胸を打たれました。そして、この名波市議の真摯な問いかけに、しっかりとご自身の今の思いを、ご自身の言葉で丁寧に応じた杉本市長の答弁にも、感心しました。
一般質問という議会でもっとも権威ある重要な舞台で、日本全国の保育行政の信頼を根幹から揺るがせた大事件を取り上げてくださった名波市議に感謝すると同時に、この事件を絶対に風化させることなく、今日より少しでもマシな明日の故郷を築けるように…これからも頑張っていこうと決意しました。

我が家の庭の河津桜が終わり、木蓮が咲き始めました。(*´ω`*)
でも例年、もうすぐ野鳥についばまれ…ボロボロになってしまいます。