マスクで判る日本人気質
本日も母校である牧之原市立榛原中学校の卒業式に、ご招待いただきました。40年以上前、放課後に弁論大会の練習をしたり、2階の通路からふわふわのマット目掛けて飛び降りたら、勢い余って跳び越えてしまい(笑)…左足甲を複雑骨折したりした思い出満載の体育館でした!(*´ω`*)
昨日の川崎小学校では、先生方の指示で全卒業生がノーマスクでした。先月末の相良高校の卒業式でも、学校長の判断で「マスク着用は自由」とされ、ほとんどの生徒が、マスクなしで参列したことが話題となりました。
はたして、本日の中学校では…全卒業生185人中170人がマスクを付けての参列でした。すでに13日から、政府の方針で3年ぶりにマスクの着用が「屋外問わず個人の判断」となっているので、最初は少し意外に感じました。
大石友巳校長は、開式前に「生徒たちの自主性に任せましたが、ずっとマスクでの生活でしたし、式の練習もそうでしたから…どのくらいの子がマスクなしになるかはわかりません」とお話ししていましたが…
入学前からのマスク着用の生活習慣と学校生活が、一番過敏で思春期真っ最中の中学生世代の心理や決断に、どれほど大きな影響を及ぼしているのか? 日本社会特有の〝同調圧力〟が、いかに強いものなのかを、改めて痛感しました。
式の最中、ずっとそんなことを考えていたワタシたち来賓だけでなく、卒業証書授与の間の校長先生を除く教職員、そして後部の保護者も全員マスク姿だったことも、世界標準とは違い、何事も人目を気にして、個人では判断しない大多数の日本人の大人の1人として、複雑な思いを新たにしました。
花粉の季節が終わったら、ワタシはマスクを外します!
夕方の静岡第一テレビのローカルニュースで、ステージ4のがんと闘い続ける牧之原市の高校教師・榛葉達也さん(31)のミニ特集やっていました。
21日(祝)の10時25分から、特番があるようです。(*´ω`*)