戦いすんで夜が明けて…
県政史上最長となる15時間以上に及ぶ定例会最終日の『知事不信任決議案』の否決(18対50ですが…)から一夜明け、ローカルメディアはもちろん、全国のニュースや情報番組でも、今回の「わずか1票足らずの惜敗」が大きく報じられました。
今回の自民改革会議による不信任案提出は、、川勝知事の「コシヒカリ発言」を巡り、自ら口走った給与やボーナスの未返上問題に対するものではなく…知事自らが定例会最終日に議長に発言の許可を求めて行ったこの問題に対する〝弁明〟で、新たに虚偽を重ねて、責任を他者に転嫁し、自分自身を正当化しようとする意図が見え見えだったことによるものでした。
自民改革会議の増田享大代表(幹事長)は、提案説明で「自らの度重なる不適切発言に対し、知事自らが課したペナルティーに、さらなる不適切な発言を重ねるもの、今回の知事報告をもって、知事の発言に対する信頼性、信ぴょう性、真実性は 根本的に損なわれたと言わざるを得ません」と提案した理由を「川勝知事の保身のための虚偽説明」だと断罪しました。
知事を支える会派ふじのくに県民クラブ(18人)が主張するような「マスコミに報道されたから、今になって2年前の話を持ち出して糾弾するのはおかしい」とか「知事の返上希望を受けいれなかった自民改革会議が悪い」とか「1年半もこの問題をチェックしてこなかった議会にも責任がある」といった類の話では、まったくないのです。県のトップとしてあるまじき川勝知事の性格や人間性に対して、改めて「NO!!」を突き付けたのです。
はたして、一夜明けた本日、報道陣の前に現れた知事は、表情だけは神妙な面持ちで、これまで同様、いけしゃあしゃあと知事職の続投を宣言して見せたのでした。
川勝知事:今回大変多くの方たちが、不信任の決議に賛成されたということは、辞職勧告決議に勝るとも劣らない大きな意見として受け止めています。
票が足りなかったので、私は職務に専念すると…。この決意に変わりはありません。リニアの問題もありますし、熱海の土石流の警戒区域も9月にとけますので、そこを何とか生活再建のためにやりたいというのも強く思っておりまして、また御殿場などのためにもやりたいという気持ちが非常に強いものがありますので。
セミだけじゃなく、カブトムシも飛んでくる田舎暮らしはステキです!(o^-')b !
静岡県はサイコーです!(*´ω`)