空港新駅なくして…
令和5年度の『富士山静岡空港と地域開発を進める会』の総会に、地元選出の県議会議員(=顧問)の1人として、ご招待いただきました。
今回も牧之原市での開催ということで、昨年に引き続き空港周辺6市2町選出の10人の県議を代表して、壇上でご挨拶させていただきました。
昨年は、この春で政界を引退された藪田宏行前県議会議長(76=御前崎市)から「ケンジ君! オレは公務で行けないから『東海道新幹線の空港新駅なくして、静岡空港の将来なし。絶対にあきらめちゃダメだ!』と代わりに言ってきてくれ!」と厳命されて舞い上がりww…グダグダとまとまりのない長話をして、会場を白けさせたことを思い出しました。
しかし、あれから1年。静岡県は『リニア建設促進期成同盟会』に加盟し、お隣の山梨県の長崎知事が、同盟会内で「空港新駅実現」を提唱するなど、ここにきて情勢は明らかに変化してきました。
私の前に挨拶に立った牧之原市の杉本市長も、参議院議員の牧野先生も、県内各地に人とモノの流れを呼び込む世界に開かれた空の玄関口への新駅設置の必要性に言及してくださるなど、この会の所期の目的が、一躍クローズアップされる環境が整いつつあります。
長かったコロナ禍もやっと収束に向かい…静岡空港の利用客は、20カ月連続で前年同月比プラスと復調してきました。来年の開港15周年を前に、亡き父ら先人のみなさまの思い描いていた夢と希望が、1日も早く実現に向かうように…不肖ワタクシも、一意専心頑張り抜く覚悟です。