
サッカー女子W杯がオーストラリアとニュージーランドで開催中ですが…全然、盛り上がっていませんねー?(;^ω^)
22日のグループリーグ初戦でアフリカ代表のザンビアに5-0で圧勝したC組の〝なでしこジャパン〟は、本日14時から妻の祖国コスタリカ(北中米カリブ海)と対戦し、2ー0で順当勝ちして決勝トーナメント進出を決めました。
同じ組には優勝候補のスペインがいて、そのスペインは初戦でコスタリカに快勝(3-0)していて、本日の結果次第で「日本の決勝トーナメント進出が決まる」という…くしくも、今朝の段階で昨秋の男子W杯のグループリーグ第2戦前と全く同じ状況だったのですが…。
その奇遇なネタを事前に取り上げて、大会を盛り上げようというスポーツメディアは皆無でした。。まあ、今大会はFIFAの殿様商売で放送権料が吊り上がり、大会直前まで日本ではテレビ放送がなくなりそうだったので、仕方がない部分もあったでしょうが…男女雇用機会均等法が見直されている現代において、同じサッカーW杯本大会なのに、「男女でこんなに扱いが違うメディアの姿勢ってどうなんだろうか~!?」と強く思いました。
男子の時と違って、さすがに「なでしこがコスタリカに不覚を取るようなことはない!」と、元サッカー記者のワタシも確信はしていましたが…勝負ごとに〝絶対はない〟のですから、マスコミのみなさんには昨年と同じような展開も想定して、事前取材に励んでいただきたかったなと思いました。
「日本の女子サッカーってW杯で優勝して、国民栄誉賞をもらったことあったわよね? どうしてテレビも新聞も、こんなに冷たいの? コスタリカは女子も弱い(世界ランク36位)けど、もっと国では盛り上がっているわよ!」とネラさんも不思議そうでした。
この時期は、高校野球の地方大会が佳境を迎え、大谷翔平の去就が注目されるMLBやボクシングの井上尚弥の4階級制覇の偉業等、真夏の日本のスポーツ業界は、話題満載なのですが…今回のなでしこジャパンにも、静岡関連の代表が7人もいるのですから、もう少ししっかり扱ってほしいものです。まあ、この先日本が勝ち上がれば、2011年の時のような国を挙げての大フィーバーになるのでしょうけど…
というわけで、W杯女子サッカーをもう一度盛り上げるために…。ワタシは、次男アントニオと一緒に、コスタリカ代表の赤いユニホームを着て、テレビ中継を観戦しました。想っていた以上に、好ゲームでした!!(*^^)v
24日の川勝知事の定例記者会見の映像を見ました!! 12日の不信任決議案提出の件についての部分の質疑が、気に入らない…というか納得できないので、全文抜き出してご紹介します。
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【記者】今月13日未明の県議会本会議で知事に対する不信任決議案が提出され否決されました。10日あまりが経ちましたが、改めて今回の結果をどのように受けとめて、県政運営に臨んでいかれるか、今後の知事の姿勢についてお考えをお聞かせください。
【知事】はい。不信任決議案が提出されました否決はされましたものの、極めて重く受けとめております。何はともあれ、こうした事態を招きましたことに対しまして、県民のみなさま方は、さまざまなご懸念、ご心配がおありかと存じますけれども、そのような事態を招いたことに対しまして、みなさま方に深くお詫び申し上げます。
今後は、できる限りコミュニケーションをとっていこうというふうに考えております。そして、また9月には、熱海土石流の警戒区域が解除されますので、いよいよ本格的に被災されている方々の生活再建が始まります。これには全力を投じて、やっていきたいと思っております。
それからまた、リニア問題、これも社長さんが代わりになったり、その前に、いわゆる建設期成促進同盟会に加盟を許されておりまして、従来なんとなく、孤立してる感じがありましたけれどもリニアに関わる問題ですね。リニアというのは、いわゆる国家的プロジェクトと言われておりますけれども、南アルプスの自然の保全というのは国立公園ですので、これも国策です。
それから、またあと2年後には南アルプスのユネスコパークの再審査の年を迎えます。ですから、これを踏まえますと、これは国際的な責務を背負っているものだということでございまして、国家的プロジェクトと国策、あるいは国際公約と言ってもいいかと思いますけれども、そうしたところに論点が急速に移りつつあるというふうに実感しておりまして、これ一貫してやってきましたので、これに注力したいというふうに思っているところでございます。
それからまた、今回の事態の前には、辞職勧告決議というのを2年前に決議されております。ですからこれも原因は御殿場発言等の私の不適切発言があったということでございますので、特に、御殿場のみなさま方との和解には、これまでできる限りの注力をしてまいりましたけれども、御殿場含めた東部の方たちの生活、あるいは経済の増進に関わるように注力してまいりたいと、これが今後の私の姿勢であります。
【記者】不信任決議案が否決された翌日の囲みで「自民会派の整合性がが取れてない」だとか「虚偽説明との指摘が当たるのか?」という質問に対してですね、当たらないと答えになられて、田口県議が「時系列に整理した通りだ」という趣旨の回答されておりました。
田口県議の時系列に整理したものというのは「2021年12月議会で条例案の提出を模索したのは事実だ」と「でも出せるだけの状況がなくて、また給与返上だけで責任を果たせるものではない」と決断をされ、その時点で「条例案提出をあきらめ、何よりも重い十字架を背負っていく決意をされた」というようなことをおっしゃっております。
実際、昨年2月議会からこの6月議会までですね、条例案提案の調整をされていないというのは知事も認めているところかなと思います。一方で6月議会の知事報告の中で「給与を返上するための条例案を提案したい。との思いはその後も全く変わっていおりません」とおっしゃっております。
条例案提出をあきらめたのではなかったのでしょうか? その点で整合性がとれていないと感じているのですが、知事どのようにご説明されますでしょうか?
【知事】はい。あきらめていたというのは事実です。つまり、実行できないと。やはり、給与の返上を持って、辞職勧告の決議が覆るわけでもありませんし、またさまなご意見の中に「給与の返上が、この不適切発言の決着にはならない」というふうに言われてまして、さらに今回の不信任決議の中身、それ自体をご覧なってわかりますように、要するに、一部の方々は厳しく川勝に不信任を突きつけられてるわけですね。
ですから、私の方としましては、その解職の、辞職勧告を受けておりますのでですから、もしこの辞職勧告の後に、その不適切な言動等があったらですね、辞めるということになってます。ですから、それを、この間、昨年の2月からこの6月までですね。そういう環境の中にいたと思っております。それが本会議が終わった後ですね、常任委員会で突然、この案が浮上してきましたので。ですから、これはですね。「生きてるのか」というふうに思ったわけですね。
一旦私言ったことですから、ですからあきらめておりましたけれども、しかし、最初からそれを実現したいということでしたけど「できる状況に、客観的には到底見えない」と。これは主観的だったかもしれませんけれども、今回の厳しい決議が証明してますように、生易しいものではないという、そのことがですね、
この件について、そもそも話題にもできないという状況で、向こうからも議会の方からも話題にもされなかったという状況だったということですね。
【記者】つまり、あきらめていったけども、その話は県議会の方から出たから、知事は、その返上ということを思い出されたっていうことですか?
【知事】県議会から出るとは夢にも思ってもいなかったです。
【記者】「県議会から出るとは夢にも思ってなかった」のはある意味当然かなと思うんですが、知事の方から本来出すべき話かなと思うんですけど、それをずっとしないで、県議会の方から出たので「今回、そういえばそんなことありましたね」っていうことなんでしょうか?
【知事】そういう状況の中で、今年の2月とか5月とか議会がありましたね。あれは昨年の12月、その前の9月、その前の6月とありました。しかし、こういう意見もあったわけです。「出したところで、通る筋のものではないから、かっこだけつけることにもなりかねない」ということでですね。
もう基本的に不適切な言動があった場合には、もうやめるということですから、したがって「この給与の返上どころの話ではない」という、そういう環境で来ましたのでね。
ですから、この常任委員会の中で、そういうこと自体が話題になったってことを僕も報道で知ったわけです。驚きました。しかし、話題になったということは、これは議案になりうるということでですね?「出しません」とは言っておりませんから「出せない状況だった」と「出すことができない状況だった」と、こういう認識でおりました。
【記者】出せない状況だったというのは知事側のご判断ということですよね? それに対して2022年の2月からこの6月までに知事の方から何か調整なり努力されたということではないということですよね。
【知事】できる状況じゃなかった。それを「コミュニケーション不足であった」というふうに言ってもいいと思います。
【記者】わかりました。そのコミュニケーション不足で改善のことをおっしゃっておりましたが、具体的にどのように三役、コミュニケーション取っていこうというふうにお考えでしょうか。
【知事】やはり新執行部、この5月にでき上がりましたので、新執行部の方たちと、差し当たってですね、お話をする機会があればということで、今調整をしていただいているところです。
【記者】どのような形を想定されておりますか。
【知事】相手のあることですから、相手のご希望されるような形での会合になれば、それでいいと思っております。
【記者】わかりました。
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相変わらずのこの知事独自の屁理屈に満ちた論理展開ですよね? 「当時県議会(…の自民改革会議)が反対していて出せなかった」と言うのはタチの悪い言い訳です。マスコミやふじのくに県民クラブ言うならともかく、出そうと思えば出せた知事本人が、全責任を相手に押し付けてこんなことを言ったから、不信任決議案提出になったのです。
そして、それよりもなによりも…私は、大きなフォントで強調した部分の発言が許せません!!!!
川勝知事!! あなたは昨年末にも、県のトップとして、政治家として絶対に言ってはならない大失言をして、今年2月議会の壇上で謝罪したのではないですか? またしても自身の屁理屈を補強するために…「辞職勧告の後に、その不適切な言動等があったらですね、辞めるということになってます」と涼しい顔で話したことが、大ウソです。。言行不一致です。今すぐ知事を辞めてください!!
ワタシだけは、絶対にあの日の答弁を忘れません!! ⇒ こちら!!