清水彩さん!おめでとう!
牧之原市から剣道の〝女子学生日本一〟が2人誕生!!
またしても牧之原市の女性剣士の快挙です!! 本日7日、東京・日本武道館で開催された『第54回全国高等学校定時制通信制剣道大会』の女子個人の部で静岡県代表の清水彩さん(21=榛原高4年)が、見事初優勝を果たしました!!
今回で3年連続出場の清水さんは、1回戦からの5試合すべてを延長戦なしの圧倒的強さで勝ち上がり、決勝戦でも埼玉県代表の強敵に鮮やかなメンを決めて快勝しました! 「うれしいです! 去年までの2年間、全国のレベルの高さを思い知られされたので…あまり大きなことは言えなかったけど、今年にかけてきました。調子はすごくよかったです」と感慨深げに振り返りました。
今年で54回目を数えるこの大会で、静岡県勢はこれまで決勝戦に進んだことさえなく、清水さんの優勝は静岡県の定時制や通信制の高校で頑張っている学生剣士の模範となる最高の栄誉です!!
生まれも育ちも地頭方の清水さんは、小学校低学年から地元の名門道場・剣心館で剣道を始め、御前崎中時代は団体戦で2年時に県準優勝、3年時も3位で東海大会に出場するなど大活躍。しかし、大きな希望を胸に、周囲の期待を背に進学した榛原高校では「剣道も勉強も完璧を求めすぎてしまって…」心身のバランスを崩してしまい1年生で中退。わずか16歳で大きな挫折を味わったのです。
しかし、そこからがこの笑顔がステキなお嬢さんの一番素晴らしいところ!!
温かい家族の支えもあり、1年間じっくりと自分を見つめ直した末に…「もう一度勉強がしたい。剣道もしたい!」と18歳で定時制に入り直すと、昼はマクドナルドでアルバイト、夜は遅くまで高校で勉強してから筋トレで体力増強。そして、週末は剣心館での稽古に没頭する充実した生活を通じて、大きな成長を遂げました。
精神的な安定と得て、昨年からは夏休み等の長期休暇中には、一度は志半ばで退部した榛高剣道部の練習にも積極的に顔を出せるようになりました。高校でも剣心館でも尊敬する恩師の先生方、後輩たちと一緒に汗を流し、入念に調整し、この大会を迎えました。
ちなみに、今年、全日本女子学生選手権を初制覇した静波出身の川合芳奈選手(21=筑波大3年)とは同学年。ともに牧之原市生まれ、御前崎中と榛原中のエースだった2人が、同じ年にそろって〝女子学生日本一〟となりました!! 本当に信じられないほど、素晴らしいことです!(*´ω`*)
来春の卒業後は、調理師免許を目指して料理の専門学校に進みます。「食育に興味があるんです。引きこもりや不登校の子どもたちに美味しい食事を作ってあげる家事代行サービスみたいな仕事をしたいんです。今の私なら、悩んでいる子どもたちにいろいろアドバイスもできると思うので…。剣道? もちろん続けます」
もう迷わない!! 大きな試練を乗り越えて、日本一にまで上り詰めた清水さんの未来は、光り輝いています!(*^^)v
<大会直前に地元の剣心館で稽古に励む清水さん(奥)~剣心館提供>
今年も『志太榛原地区国道150号バイパス建設促進期成同盟会』の顧問として県の島田土木事務所と県庁の交通基盤部、そして中沢県議会議長室まで、要望活動に伺いました。。
県中部の沿岸部の生活、通勤通学、産業、経済、観光、そして災害時には避難路として、極めて重要な基幹道路の早期全線バイパス(複線)化を、改めて強く要望しました。