杉山君が故郷に錦を飾る
<プロバスケットボール Bリーグ2部(B2)>
◆5日◆静岡市・静岡市中央体育館◆開幕戦◆観衆2027人
ベルテックス静岡 89[17-17、20-25、28-22、24-28]92 神戸ストークス
クラブ創設5年で3部(B3)を突破、今季からB2に昇格したベルテックス静岡が、B1経験もある神戸ストークスと大熱戦の末、89ー92で惜敗。クラブ新記録となる2027人(うち大石家2人!)の観客で埋め尽くされたホーム開幕戦でのB2デビュー戦を白星で飾ることができませんでした。でも、最後の最後まで抜きつ抜れつのすさまじいシーソーゲームで、満員の会場は素晴らしい盛り上がりでした。興奮しました!
東日本大震災が発生した12年前の春まで、私は日刊スポーツの静岡支局で、当時bjリーグの強豪だった浜松・東三河フェニックス(現・三遠ネオフェニックス)の番記者として3シーズン、プロバスケットを取材していました。一眼レフカメラと取材ノートを抱えて…怖い顔で締め切り時間を気にしながら、迫力ある写真の構図と迫真の原稿の書き出しだけを頭に思い描き、場所的には〝特等席〟のゴールポスト下であぐらをかいて観ていたあのころとは、立場も境遇も激変!!
入場無料の記者証ではなく、2階の一番端の自由席(2520円X2)を買い、妻と2人でチキンとコロッケを食べながら、お茶を飲みながら、入口でもらったオレンジのTシャツを着て、立ち上がったり、大声で叫んだり飛び上がったり、拍手をしながらという、初めての自由気ままな観戦でしたが…それが、サイコーに楽しかったです!!
閑話休題!!(笑)
一方、対戦相手の神戸の大卒ルーキーとして、いきなり故郷に凱旋した我が牧之原市出身のSG杉山裕介君(22=シリウスー榛原中ー飛龍高ー白鴎大)は、晴れの開幕戦で見事に先発出場!! 駆け付けたお母さんや少年時代のチームメートや友人らの大声援を受けながら、持ち前の運動量と若さあふれる粘り強い守備で、6分51秒間プレー。3点リードで迎えた最終第4クオーター(Q)の残り13秒から、守備固めに起用されると…鬼気迫る表情でコートを躍動し、先輩たちとともに静岡の猛攻をしのぎ切り、見事に勝利に貢献しました。
「試合前の選手紹介で、会場のMCさんが〝ユースケ・スギヤマー! ウエルカム・バック! 静岡にお帰り!〟と紹介してくれてうれしかったです! 多くの静岡の方々に認知してもらえました。もっと試合に出たかったけど、まずはチームの勝利が優先だったので、勝ててよかった。明日も頑張ります」。。ずっと夢見ていたプロとしての〝静岡凱旋〟とリーグ開幕戦勝利に大喜びでした。
プロバスケットの試合は、2日間2連戦がセット(節)になっていて、明日6日も同じ静岡中央体育館で19時から、同じカード(静岡 vs. 神戸)の第2戦が開催されます。。今日は、裕介君の初ゴールを祈りつつ…ベルテックスの勝利を期待します!
2年前のいわゆる「コシヒカリ発言」のペナルティーとして、川勝知事が自ら宣言しながら実行せず…今定例会でやっと提出した給与を減額する条例案について、県議会最大会派のわれわれ自民改革会議は5日、異例の「附帯決議」をつけて賛成する方針を固めました。
条例案を審議する総務委員会では昨日4日、川勝知事を呼んで各委員が直接、知事に質疑。知事はこれまで通りの経緯説明を行った一方で、「条例案を2年近く提出しなかった責任はすべて自らにある」と、初めてはっきりと自身の責任を認めました。
これを受けて、会派は本日午前に役員会を開き、条例案への対応方針を「三役に一任する」ことを決めました。そして、その後、条例案の法的解釈や集中審査での知事の発言を踏まえた検討を行い、正午すぎに増田享大幹事長(代表)ら三役が、われわれ所属議員に対し「附帯決議を付けて、原案通り賛成する」という方針を伝えました。