
静岡県議会文化観光委員会の県外視察最終日は、福岡市の福岡県立美術館を訪問しました。
1964年(昭39)に福岡県文化会館として建設されたこの美術館は、県ゆかりの芸術家や著名な日本近代洋画家の作品を所蔵する地域密着型の美術館です。収蔵美術品の展示・保管状況や6年後の令和11年までに新設される新美術館への移転に向けた取り組み、移転先の大濠公園内にある福岡市営美術館との連携や共存の構想等を丁寧にご紹介いただきました。
午前中に視察研修は終了し、そのまま福岡空港に移動して今回の2泊3日の県外視察は終了しました。14時発の全日空機で東京・羽田空港に到着。京急線と新幹線とバスを乗り継いで19時前に帰宅しました。天候も素晴らしく、乗り換えもスムーズな移動でしたが…どうしても、先日の韓国出張時に再確認した静岡空港発着便を利用する快適さを思い出してしまいました。
せっかく1日3往復の福岡便があるのに、日程や座席数の都合で今回は利用できなかったことが残念でした。地元の富士山静岡空港をもっともっとメジャーにして、1便でも多くの就航路線、会社を増やしていくことが大切だと改めて実感しました!! 頑張りましょう!

牧之原市堀野新田の住民から「地頭方ICから西の御前崎市までの約1kmの150号線の道路脇に、雑草が生い茂って大変なことになっている」「とても見映えが悪いし、ゴミも捨てられている」という苦情がありました。
県の交通基盤部を通じて所管する島田土木事務所に対処を要請したところ、すぐに動いてくださり…今回もご覧の通り、綺麗に雑草を除去してくれました! ありがとうございました!(^-^)v
お礼のついでに、長年の懸案となっているこの県有地の部分を活用しての将来的な「4車線化」の見通しを尋ねたところ…
平成3年ごろ、1度は県が事業化を決定し、購入した土地を使っての工事をするため、地域住民への説明会を開催したそうですが…
4車線化すると中央分離帯の設置が必要と知った住民から…「歩いて渡れなくなる」「車が、今のように家や脇道から簡単に左折、右折して150号に入れなくなる」と反対の声が続出。
膨大な数の反対署名までが届けられたことで、県は事業化を白紙に戻してしまったという、当時は横浜市民だったワタシには初耳の過去の経緯がありました。
その後の社会情勢や住民感情の変化で、現在では事業再開の声が優勢になっていても、県としては「ほぼ100%の地域住民の賛成や要望、合意が見込めない限り、過去に頓挫した事業の再開には、極めて慎重になってしまうのです」という回答をいただきました。
今や150号線全線の4車線化やバイパス建設は、静岡市清水から浜松市までの臨海地域全域の共通認識だと思います。
この地頭方地区でも、沿線住民を巻き込んた合意形成や要望活動が不可欠です。私も牧之原市や地元の原口市議らと連携して、機運醸成を目指していきます。