
静岡県議会12月定例会が開会した本日12月1日、県庁の控室でとても珍しくて「ご利益間違いなし!」のお宝級の〝お守り〟をいただきました!!(*^^)v
着工から4年以上の歳月の末、今年5月についに貫通した『三遠南信道』最大の難所で、長野・静岡の県境に位置する青崩峠の下を貫く延長4998mの『青崩峠トンネル(仮称)』の貫通点で採取された石を…事業者の国交省が「難関突破のお守り」として300個装飾し、10月まで関係者や希望者に無料で配布していた貴重品です!( ゚Д゚)
このトンネルは、すぐ近くを大断層の中央構造線が走っていることから周囲の地盤は非常に脆く、過去にルート変更を余儀なくされるなど「史上最難関のトンネル工事」と言われていました。
ちなみに…リニア新幹線トンネルの静岡工区の長さは、この青崩峠トンネルの約2倍の8900mですが、工期は約5分の1の10カ月とされています。
私は今年6月の一般質問で、天竜川にほど近いこのトンネルの両出入り口の標高が「静岡県(浜松市)側が682m、長野県(飯田市)側が592mであり、海に近い静岡県側の方が90mも高いこと」を指摘し…
「静岡県の水が、4年間も長野県に大量に流れ出ていたのに、どうして問題にしなかったのか?」「工事による大量の発生土は、どこに運び、どこに積んだのか?」「土質や環境に与える問題点は、工事の前に科学的に確認したのか?」「有害物質を含む要対策土についても協議や調査を行い、どこに置いたのか?」など、県のダブルスタンダードな姿勢を追及しました。
]なので…思い入れの深いこの約1cm四方の石のお守りを、ずっと大事にしたいと思います!(*'ω'*)
当時の県のあきれた答弁など詳細は…⇒ こちら!!

12月定例会も、初日から川勝知事の新たな発言が大きな波紋を呼びました。
知事は、議会や担当部局には隠して秘密裏に進めていた事業の内容を経済界の重鎮だけに「詰めの段階」等と開陳したことを問題視され、11月29日に常任委員会から不用意である」として訂正を申し入れられたにも関わらず拒否。本日も、文化観光委員会と総務委員会の両委員長で「閉会中審査の委員長報告」で「不適切」で「不用意」な発言だったことを強く指摘されました。
しかし…直後の提案議案の知事説明の中で…「申し入れを真摯に受け止めています」と話す反面、「思いを語ったものであり現時点で何も決まっていない。そのため訂正は致しませんが、今後、県議会の皆様を始め、広く議論していただければと思います」とあたらめて、頑な態度を繰り返しました。
これには会派内で怒りの声が続出。本会議後の議員総会では、当選7回の大ベテランの杉山盛雄先生が、執行部に対して「完全に舐められている。『真摯に受け止めるが訂正はしない』なんて日本語はない! 訂正させなければダメだ」と声を荒げるなど、紛糾しました。
この問題の経緯など、詳しくはこのテレビ静岡のリポートをご覧ください!(笑)⇒ こちら!!
