治山・砂防推議連の視察
本日は、静岡県議会所属会派の『治山・砂防事業推進議連』の現地視察で、伊豆地域の2つの被災地の復旧・復興事業の現場に、総勢31人の県議で伺いました。
午前中は、一昨年7月の集中豪雨による膨大な土石流により、28名もの尊い命が失われた熱海市の逢初川の上流部に、本年5月に完成した砂防災害関連緊急事業『伊豆山砂防堰堤』を視察しました。
午後は、4年前の令和元年9月の台風15号で山腹斜面が大崩壊。直下の河川が閉塞して収穫直前の水田約20ヘクタールが水没した伊東市池地区の治山工事の現場で、復旧事業の詳細と現状を詳しく伺いました。
近年頻発化、甚大化する一方の自然災害で、とてつもない被害を被った地域の迅速な復旧・再興のため、国と県が背負う責任と義務を改めて痛感するとともに、これから先の継続的な予算捻出と事業継続、監視や予防態勢の確立の必要性を強く再認識しました。