土地改良議員連盟の浜松視察
所属会派の自民改革回避の『土地改良議員連盟』の県内視察研修で、浜松市に伺いました。
午前は、国営かんがい排水事業の三方原用水二期地区に建設された『西山調整池』を視察しました。
天竜川上流の秋葉ダムで取水された農業用水が、三方原台地から南部の海岸地域までの浜松市の農業を支えています。この調整池は季節や天候による需要の変動に対応するために一昨年に新設された容積8400立方mの貯水池です。池といっても、実際は市街地の真ん中にある四方をコンクリートの壁で囲まれた〝巨大なプール〟でした。
「穴を掘って池を造った方が安上がりではないですか? 周囲の民家から『地震で崩れたら大水害になるよ!』と苦情は来ませんか?」と質問したのですが…「耐震性は十分です。水を高い位置に溜めるのは、高低差を利用して自然と海の方向に用水が流れていくようにしているからです」という説明でした。よく理解できました。
午後は、奥浜名湖の旧三ケ日町にある『三ケ日みかんの里』地区を視察しました。県の『柑橘産地生産強化基盤整備プロジェクト』として、広大な農地を平坦化し、大区画化して機械化に対応した魅力ある営農環境を創出。国の浜名湖北部用水事業とも連携して、生産性の向上を目指しているそうです。
どちらも、地元の志太榛原地域の大井川用水や基盤整備事業と、歴史や内容が似通っており、とても勉強になりました。
私の前職『特定非営利活動法人静岡県ボランティア協会』の大先輩で、日本を代表する災害支援活動のエキスパート松山文紀さんが、能登半島から一時帰静しました。
20日(土)に『現地活動報告会』を開催するそうです。詳細は、写真のチラシをお読みください!!
一般社団法人静岡県トラック協会の「令和6年賀詞交歓会」が、静岡市内のホテルで開催されました。長かったコロナ禍で4年ぶりでした。能登半島地震の被災地に、休みなく支援物資を送り届けてくれているドライバーのみなさまの熱意とプロ意識には、本当に頭が下がります。
時の人
ぢっと見ている
時の人