税金の無駄使いを許さない
本日は、実に4年ぶりとなる牧之原市須々木区の『公民館祭り』に、ご招待いただきました!(^-^)/
芸達者の老若男女の区民が集結し、大変な賑わいでした!!
この仕事をしていると、各地のお祭りやイベントで餅投げをする機会は、ときどきあるのですが…餅つきをさせていただいたのは、初めてです!(^-^)v
ここ数日、中日新聞とテレビ静岡が…以下のような内容の独自ニュースを報道しました。テレビ静岡のネット記事をコピペして下に掲載します!↓↓↓↓↓↓
静岡市葵区杉尾にある違法に造成された盛り土を撤去する県の行政代執行をめぐり、残土処分場周辺の住民の反発により土砂を搬出する見通しが立っていないことがわかりました。
静岡市葵区の杉尾地区にある違法に造成された盛り土をめぐっては、県が業者に原状回復を求めたものの応じなかったため、2023年11月、県による代執行が始まりました。
こうした中、県は1月下旬から撤去した土砂を静岡県牧之原市にある残土処分場へと搬出する予定でしたが、周辺の住民が反発していることから見通しが立たない状況となっています。
住民たちは土砂の汚染を懸念している一方、県の調査では化学物質は検出されておらず、県は引き続き住民への説明を行う方針ですが理解が得られない場合は処分場を変更することも検討する方針です。
この報道による重大なミスリードについて、牧之原市の杉本市長が明日29日の定例記者懇談会で、詳しく説明するそうですが、ワタシも同じ考えと観点から詳しく真相を解説させていただきます。
静岡県は「搬出先の住民の猛反対で土砂搬出が見通せないので、処分場を変更するかもしれない」というストーリーを描いているようですが…それは詭弁です!
『静岡市杉尾地区における不適切盛土の行政代執行』については、全額県費により約1万立方メートルの土砂の搬出先として同地区から約70km離れた、牧之原市にある民間の残土処分場に運ばれることが、静岡土木事務所により発表されました。
静岡県はこれまで、公共残土は「有効利用を図ることを原則」としてきたはずですが…今回の残土を県の他の公共事業に有効利用することを検討していた形跡がありません。
静岡市は全国5番目の1412平方kmの広さを誇る広大な政令指定都市です。それなのに、その14分の1の面積の牧之原市(111.7平方km)に、わざわざ大型トラックで2時間もかけて搬入することで、1立方mあたり約3万円と、一般的な相場料金の3倍以上もの費用がかかるそうです。
どうして、静岡市内の公共事業に転用しないのでしょうか? もし、適当な公共事業がないというのであれば、ひとまず静岡市内の処分場や仮置き場に積んで、時期を待つべきではないでしょうか? いや、そもそも、静岡市や静岡市長は、市内の業者による不法盛土を県が行政代執行で牧之原市に移送することを、決定前に知らされていたのでしょうか? 県は、牧之原市には相談や通告はしていたのでしょうか?
誰がどう考えても、処分費が掛からない公共事業への転用と、高額な処分費が必要な民間処分場への移送のどちらが行政の判断や仕事として適切かどうかは一目瞭然です。
もしも「利用できる公共事業がない」としても…現場近くの処分場に運ぶか、静岡市内に新たな処分場を造った方が、間違いなく格段に安上がりなのです。
たとえ、静岡市では本当に適当な事業が見当たらないとしても、わざわざ牧之原方面に運んでくるのなら、高額な事業費を負担して民間処分場に運ばなくても、静岡空港西側の広~い県有地に撒いてならせば、処分費は不要です。
空港内の滑走路端安全区域(RESA)工事や県道吉田大東線の南原工区の盛土や、海岸線に建設中の津波防潮堤にも使えるはずです。第2バースの延伸の期待が高い御前崎港の埋め立てにも利用できるかもしれません。
今回のような明らかに無駄な公共事業費の支出を改めるようにと、牧之原市もワタシも昨年末から水面下で県に強く要求してきました。
県はマスコミの取材に対し…「残土処分場周辺の住民の反発により土砂を搬出する見通しが立たない」と言っていますが、それは嘘です。
「牧之原市に搬入する土砂に汚染物質は含まれていません。普段と同じ土です。鉛の検出された別の場所の土は産業廃棄物として専門の処分場に運びます」という県からの説明は、民間業者も住民も聞いているわけですから、県の言うような、事業の見通しを立たなくするほどの〝住民の猛反発〟は存在しません!(〝懸念〟程度ならあるでしょうが…)
牧之原市への土砂の搬出が進まない本当の理由は、県がわれわれの「真っ当な意見・主張に答えられないから」なのです。
私は、この問題をそのまま3月4日(月)の県議会での私の一般質問で厳しく取り上げるつもりです!