
本日27日から、静岡県議会2月定例会の代表質問が始まりました!
相も変わらぬ川勝知事の〝やっきり答弁〟を受けて、急きょ来週の自分の一般質問の原稿の一部を書き直すことにしました。締め切りは、明日の朝だそうです!(笑)
でも、その前に…目がかゆくてかゆくて、鼻水が止まらないので、急いでドラッグストアに行ってきました。「眠くなりにくい」という中途半端で無責任な注意書きwwが心配でしたが…ついついビールと一緒に飲んだら、すでに眠くてたまりません!(´д⊂)

ワタシが「もっとも問題だ!」と感じた本日の自民改革会議・河原崎聖政調会長の質問と答弁です。ただし、当該部分の指摘や解説は、今日のところは控えます。分かりますかね?? どうかご想像ください!!
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<河原崎聖県議>
県は、今月5日、リニア工事に関して、JR東海と協議すべき課題として2019年9月に整理した47項目の進捗状況を公表しました。この中で、県は、協議が終了したものは17項目にとどまり、残りの30項目については、協議の継続が必要な「未了」との認識を示しました。
この県の認識などを踏まえれば、リニア中央新幹線の静岡工区の着工は、全く見せないわけですが、このような状況の中、今月7日に、国土交通省鉄道局長が来訪され、リニア中央新幹線トンネル工事に伴う南アルプスの自然環境への影響などに関して、国の有識者会議が昨年12月に取りまとめた報告書について、知事に説明をした後、意見交換が行われました。
意見交換では、知事が、議論が不十分な課題が残されているとの認識を改めて示したのに対し、鉄道局長は、課題はこれまでの国の有識者会議ですべて議論し、解決に向けた方針はまとまったとの認識を示しました。国と県で、リニア工事をめぐる課題に対して、認識の違いが見られたわけです。
リニア中央新幹線は、国家的な一大プロジェクトです。従って、その推進にあたって課題があるのであれば、県と国はしっかり連携をとって、その解決に取り組むべきだと考えます。しかしながら、現状では、認識の違いなど、対立の構図がクローズアップされています。これでは、県民や国民の利益につながりません。
一方で、この面談では、国から、大井川の水資源と南アルプスの環境保全対策を継続的にモニタリングする体制を新たに検討しているとの説明がありました。対策のチェックに積極的に関与する国の姿勢が明示されたものであり、知事も、国の対応を高く評価するとされています。
今回の国の提案などを契機に、県と国がしっかりと連携する体制を構築し、リニア中央新幹線工事をめぐる様々な課題の解決に協力して取り組むべきだと考えます。そこで、今回の国の積極的な姿勢をどう捉え、今後のリニアの静岡工区をめぐる課題解決につなげていくのか、所見を伺います。
<川勝知事>
今月7日に、国土交通省の村田鉄道局長が来訪されました。その折、JR東海が行う南アルプストンネル工事に係る水資源や環境の保全対策を継続的にモニタリングする体制を、新たに検討しているとのお話を伺いました。国として積極的に関与する姿勢を明確にされたことに対し、高く評価しております。
国に対しては、これまでも、リニア中央新幹線の整備と大井川の水資源及び南アルプスの自然環境の保全との両立に向けた積極的な関与を要請してきたところであり、大井川流域市町も同様の要請を行っております。今回の取組は、県や流域市町の思いも考慮いただいたものと受け止めております。
この新たな体制には、国からの要請を受け、県中央新幹線対策本部長である森副知事がオブザーバーとして参加する方向であります。今後、具体的な説明を十分に聞いた上で、県専門部会での議論等も踏まえながら、リニア工事を巡る課題の解決につながるよう、県としても適切に関与してまいります。
国土交通省におかれましては、客観的・中立的立場から、工事着工前を含めた状況把握やモニタリングの手法等について検討していただきたいと考えております。また、JR東海が、工事全体の進め方について検討を始めたことも踏まえ、早期の課題解決に向けて、的確に対応していただきたいと考えております。
なお、県と国との認識に違いがある、との御指摘についてでありますが、議論すべき課題が残されているという点においては、認識は一致しているものと考えております。具体的には、国有識者会議の報告書で「『水資源』のリスク対応やモニタリング、『生物多様性』の代償措置など、今後、JR東海において具体的な内容を検討する」とされております。
また、最後の会議において中村座長が、「個別の議論や足りない点も含めて全てを完全にカバーしているわけではない」などとも発言されております。ただし、「生物多様性」については、県が提出した意見書が反映されていない点も多く、項目によっては両者の認識が異なっている部分もあると受け止めております。
リニア中央新幹線の整備と大井川の水資源及び南アルプスの自然環境の保全との両立が図られるよう、国と認識が異なる点についてもしっかりと擦り合わせながら、引き続き、課題解決に向けてJR東海と対話を進めてまいります。
<27日の代表質問>
【河原崎聖(59=自民改革会議) 】
1 知事の政治姿勢について
(1)1月4日中部地区9県知事と名古屋市長によるリモート会議への対応
(2)財政状況に対する認識と令和6年度当初予算編成
(3)リニア中央新幹線の静岡工区をめぐる諸課題への対応
(4)国及び他の都道府県との関係
2 南海トラフ巨大地震への対応について
3 強靱な県土づくりについて
4 熱海土石流災害に係る行政対応に関する再検証について
5 県民生活や本県の産業を支える人材の確保について
(1)医療分野の人材確保
(2)障害福祉分野の人材確保
(3)産業人材の確保
6 カーボンニュートラル社会の実現に向けた中小企業等の脱炭素経営への転換に
ついて
7 観光分野における人手不足対策について
8 富士山静岡空港の完全復活への取組について
9 大井川鐵道本線の今後の在り方について
10 公民連携による不登校対策の推進について
11 令和6年の本県警察の取組について
【田内浩之(46=ふじのくに県民クラブ)】
1 知事の政治姿勢について
(1)能登半島地震を踏まえた本県の地震・津波対策
(2)令和6年度当初予算編成
2 次世代エアモビリティーの先進地域を目指す取組について
3 リニア中央新幹線整備に関する対話を要する事項について
4 富裕層をターゲットとした観光施策について
5 富士登山の安全対策について
(1)入山規制
(2)富士宮口五合目の来訪者受入れ体制
6 (仮称)静岡県こども計画と子供等の意見反映について
7 地域医療構想の実現について
8 精神障がいのある人への支援について
9 産業成長戦略2024について
10 農地の基盤整備による収益性向上について
11 浜名湖における水産資源の増殖に向けた取組について
12 遠州灘海浜公園(篠原地区)基本計画について
13 浜名湖水辺整備基本計画の進捗状況と今後の見通しについて
14 天竜浜名湖鉄道への支援について
15 高校入試改革について
16 交番の整備方針について