「タマリ」まであと1週間
本日から、静岡県議会2月定例会の常任委員会の質疑が始まりました。副委員長として、そしてこのメンバーで行われる今年度最後の文化観光委員会です。
私は、①富士山静岡空港の国際線の回復状況と、台湾・高雄チャーター便の現状と定期便複便への取り組みについて ②「スポーツコミッション Shizuoka」の新しい助成制度について ③「東アジア文化都市2023」の総括と新年度の文化都市だった石川県での開催中止について…等を質問しました。
ウチの長男マリアーノの舞台『タマリ』(3月15~17日、神奈川・ラゾーナ川崎)が、いよいよ近づいて来ました! 毎日、楽しく充実した稽古に励んでいるそうです!(^-^)/
牧之原からは観劇ツアーのバスを出しますが…首都圏のお友達も、ぜひぜひ遠慮なくお越しください!(^-^)v
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<3月4日の一般質問の全文紹介④>
4 榛南水道と大井川広域水道の事業統合について
県は一昨年の令和4年9月、現在は牧之原市と御前崎市が水道用水の供給を受けている「榛南水道」を廃止して、大井川広域水道企業団と統合するための実施協定を、両市と企業団との間で締結しました。県が現在所有し、吉田町川尻の地下水を汲み上げて運用している榛南浄水場は廃止され、5年後の令和11年度から島田市の相賀(おおか)浄水場で取水している大井川の表流水に一本化される計画です。
自前の水源を持たない牧之原市と御前崎市は、水道用水の供給を両水道に依存してきました。水資源課のホームページにある「静岡県の水道の現況」によれば、2つの水道と契約している牧之原市の水道料金は、10立方m使用時で1760円、同15立方mで2722円、20立方mで3685円といずれも県内で一番の高額です。ちなみに沼津市は10立方mで480円、小山町では15立方mで680円です。牧之原市の市民は、沼津市の3.7倍、小山町の4倍もの水道料金を問答無用に支払っているのです。
私は昨年の2月議会でもこの統合を取り上げ、知事の言う「大井川の命の水」である水道水の安定供給の継続と事業統合に伴う施設の整備や今後の展望について質問しましたところ、「今回の統合により、約160億円のコスト削減が見込まれる」との答弁がありました。
あれから1年が経過し、来年度から榛南水道と大井川広域水道を連結する管路の整備工事に着手する予定であると伺っていますが、基幹の水道管の敷設や接合、撤去等の基盤整備の経費は「原則、全額受水者の負担です」という説明を何度も受けました。2つの水道の合併に伴うすべての工事費用は巨額です。改めて、榛南水道の受水2市の負担をどのように軽減していくのか伺います。
小野田企業局長: 榛南水道と大井川広域水道の事業統合についてお答えいたします。水道事業については、人口減少により水需要が減少する一方で、施設の老朽化に伴う更新費用の増大が全国的な課題となっており、国では、事業統合や施設の共同化、管理の一体化など、広域化や広域連携の取組を促進しているところでありま
す。
榛南水道と大井川広域水道は、それぞれ牧之原市及び御前崎市に水道用水を供給していますが、共に水需要の減少や本格的な施設の更新という課題を抱えております。このため、令和11年度に榛南水道を廃止し、大井川広域水道に一本化することで、更新費用を削減し、2市の将来負担の軽減を図ることといたしました。
2市の負担の更なる軽減については、これまでも広域化に係る水道基盤強化のための支援制度の充実について、国に要望してきました。令和6年度から、水道整備・管理行政が国土交通省に移管される予定ですが、引き続き、両水道を接続する管路の整備や、統合に伴い不要となる施設や管路の撤去への財政支援の拡充につい
て、要望を継続してまいります。
また、来年度から、企業局が行う連結管路の整備工事では、複数年度にわたる工事を一括発注することで、コストの削減を図ります。さらに、不要となった管路を撤去せず、充填処理する取組を進め、極力、道路を掘り起こす工事を行わないことで、渋滞の緩和等の社会的コストの削減にも努めてまいります。
企業局といたしましては、これらの負担軽減に取り組むとともに、事業統合後も、安定的な用水の供給と、施設の効率的な利用による負担軽減が図られるよう、企業団への円滑な事業引継に努めてまいります。
以上であります。