
これが川勝知事の恐ろしさ!(+o+)
昨日7日の静岡県議会2月定例会の文化観光委員会で、川勝知事の計算高さと狡猾さ、危険性を証明する質疑がありました。
静岡市葵区選出の遠藤行洋委員(62=無所属)が、今年1月5日に静岡市のグランシップで開催された『静岡市商工会議所2024年新年賀詞交歓会』での知事の来賓祝辞を取り上げたのです。
約800人の聴衆を前に、川勝知事はこう話したそうです。「切り取り」だと批判されるので、問題個所の書き起こしを全文紹介します。
「これは、みなさま方の賛同を得られれば、と思いますが…草薙の球場。あそこは野球の聖地なんですね。沢村投手が、ベーブルースと対決し、三振を取ったわけです。
ベーブルースを抜いたのは誰でしょうか? そうです。大谷翔平さんです。ですから、なんと今年のメジャーのですね、開幕戦が韓国で行われると。。『なんで、ウチでないのか?』と、私は思っておりまして。
何とか、大谷翔平さんのいるドジャースを静岡県に招きたいと思っています。そして、あそこの球場で投げていただきたい。みなさん、行かれましたでしょうか? ベーブルースと沢村投手の銅像が建っているんですよ!
〝野球の神様〟ベーブルースを抜いたのは翔平さんです。それを抜いたんですから、あそこに銅像を建てたいと思うんですよ。野球の神様を抜いたこの選手が(草薙で)プレーするのは、最高だと思うんですが…ご賛同いただけますでっしょうか?
(会場から大きな拍手)
ありがとうございます。賛同多数として、みなさんとともにここを野球の聖地にしていきたい。あの球場は、野球の聖地としての存在価値がある。
それをするのに、一番効果的なのは、ドジャースの開幕戦を迎えること。(静岡商工会議所の)岸田会頭、なにとぞご尽力のほど、よろしくお願いいたします。
県としても、野球ファンとともに、そういうことが可能になるようにやっていきたい。ご賛同賜り、ありがとうございました」
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元静岡朝日テレビの人気スポーツアナウンサーだった遠藤県議は苦笑いを浮かべながらこう指摘しました。
「これって、川勝知事による大谷翔平選手の明らかな〝政治利用〟じゃないですか? あたかも県が、商工会議所と組んで、ドジャース戦を草薙に持ってくるかのような話しぶりで、その場にいる方々を喜ばせていますが、そんなことは絶対にできない。
静岡県でもっとも公の立場にいる知事が、公の場で堂々と荒唐無稽なウソをついている。テレビや新聞では、この発言はほとんど、いやほぼまったくニュースになりませんでした。マスコミ的にはあり得ない話だし、記者は『また知事のホラ話だよ』と判断したから…
しかし、この知事の本質を知らず、あの場に居合わせた市民、県民は、全員『おー! 大谷のドジャースが草薙に来たらいいなあ』と思ったはずです。こういう知事のトンデモ発言を、誰が止められるんですか? どうやって諫めたり、謝罪や修正をさせたり、できるんですか?」
これに対する部長答弁は…「私もその場で聞いておりました。実は、年末から知事は同様の話をわれわれにも、他の場所でも同様の話を、再三口にしております。われわれもいろいろ調べました。ちゃんとコミュニケーションは取れております。知事には『草薙ではドジャース戦はできません。今まで日本でメジャーの試合が開催されたのは、ドーム球場だけですよ』とは伝えあっります」でした。絶対に「雨天中止」が許されない興行ですから、当然ですよね?(笑)
質疑の趣旨と答弁がずれていましたが…まあ、県の当該部の対応は、今までよりはよいでしょう。しかし、草薙には大谷は試合に来ないことを承知していながら、平気でとてつもない大花火を打ち上げるこの知事は、はっきり言ってとんでもない〝詐欺師〟です!
しかし、川勝知事が野球や大谷に興味があったなんて…ワタシは今まで、まったく知りませんでしたよ!( ゚Д゚)
晴れたので、我が家のガチャポンを始動させました!!(^-^)v
電動ポンプも新品になりました。庭の2カ所の蛇口らからも、新鮮な井戸水がジャンジャン出るので、メダカたちもうれしそうです!(o^-')b !
災害時の備えは万全になりましたが…普段から井戸水を使用しないと、何だかもったいないなあ~!(^^;))
<3月4日の一般質問の全文紹介⑤>
5 「海業」の振興に向けた体制整備と取組支援について
私の地元である牧之原市の地頭方漁港では、毎年定期的に、ビタミン学の世界的権威である鈴木梅太郎博士にちなんだイベント「食と活力の祭典 ビタミンマルシェ」が開催されており、地場産品などを目当てとした市内外からの来場客で大変な賑わいを見せています。
また、15kmある海岸線に目を移せば、静波や須鹿島、須々木といった数多くのサーフポイントに加え、令和3年にオープンした日本初の大型人工波プール「静波サーフスタジアム」も、四季を問わず県内外からの愛好家で活況を呈しています。日本や米国の五輪代表チームの強化合宿地としての実績から、昨年度にはスポーツ庁からサーフィン競技のナショナルトレーニングセンターに指定されました。
そのほかにもウインドサーフィンや水上バイク、サップやカヤック等のマリンスポーツ・レジャーの〝聖地〟としても知名度は年々上昇を続けています。市では「仕事でも遊びでも波に乗れる場所」という願いを込めた「RIDE ON MAKINOHARA ~夢に乗るまち 牧之原~」を合い言葉に、移住定住やワーケーション拡大の取組も進めています。このように、地域の強みを活かしながら交流人口を増やし、沿岸部を活性化させる取組の強化は全県的にも必要であると考えます。
一方、本議会において度々取り上げられております「海業」については、漁港施設や地域の魅力ある資源を活かすことで、漁村の活性化や水産業関係者の所得向上を実現し、厳しい局面にある本県水産業の再興の切り札として大いに期待するものです。また、海業の推進には、観光業やマリンレジャー産業等の他産業との連携や協働が不可欠であるため、沿岸地域の総合的な産業としての今後の発展が期待されています。
国は、令和8年度までの海業取組件数の目標値を500件と定め、昨年度には全国で12のモデル地区を選定し、本県からも地頭方漁港と沼津市の戸田漁港の2つが選ばれたところです。両地区には、専門家が派遣され、関係者の協議のもと、海業の事業計画の骨子の策定が進められていると聞いています。
このように、海業の振興は本県水産業の再興や沿岸地域の発展に大変重要であり、県下全域でもモデル地区に見られるような海業の動きを本格的に進めるべきタイミングにあるものと考えますが、海業の振興に向けた推進体制と取組支援について、県の見解を伺います。
櫻井農林水産担当部長:「海業」の振興に向けた体制整備と取組支援についてお答えいたします。長引く水揚量の低迷や漁村の人口減少が深刻化する中、多様な水産物や美しい漁港景観、漁村ならではの伝統・文化といった地域資源を活用し、新たな価値やサービスを提供する海業は、水産業者の所得向上や漁村の活性化を実現する重要な取組と考えております。
このため、県では、海業振興モデルに選定された漁港の計画づくりを重点的に支援しており、地頭方漁港では、マリンレジャー事業と連携し、地元水産物を提供するマルシェやバーベキュー施設などが検討されております。また、戸田漁港におきましては、海の駅の認定を契機としたプレジャーボートやヨットの係留施設のほか、特産の深海生物を活用した体験ツアー等の検討が進められております。
今後は、こうした先導的取組の具体化や、海業の動きを県内全域で本格化させるため、海業の専門家等を委員とした静岡県海業推進本部を設置し、国や他県の情報収集、水産業者等への情報発信や指導・アドバイスなどにより、推進体制を強化してまいります。
さらに、来年度は、漁協が中心となった海業のスタートアップや、水産業者が行う異業種連携の取組など、水産イノベーションを加速する支援制度について、関連予算を本議会にお諮りしているところであります。
県といたしましては、こうした支援制度を効果的に活用し、水産業と多様な産業が連携した海業を推進することにより、本県水産業の振興と漁村地域の発展を実現してまいります。
以上であります。